斎藤嘉隆の発言 (議院運営委員会)

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○斎藤嘉隆君 ありがとうございました。
 今の有限の資源で最大限の効果ということにも関わりがあると思うんですが、御経歴を見させていただくと、独立行政法人の大学改革支援・学位授与機構の特任教授もされていらっしゃって、お書きになった「評価クォータリー」というものの寄稿も読まさせていただいたんです。この中で国立大学改革についても言及をされていて、運営費交付金について、その在り方について深く言及をされている。簡単に言えば、評価をもっとしっかりして、インセンティブとペナルティーも含めて、その中で効果的な配分をと、こういう観点だったというふうに思います。
 それで、昨今の話題で大変恐縮なんですが、先般、いわゆる高等教育の無償化の法案が成立をしました。数年後には七千六百億円という大変大きな財源です。対象は、非課税世帯またそれに準ずる世帯の学生のみが基本的には対象になります。
 私立大学も国立大学も大学を通じて非常に大きな予算が配分をされるということでありますけれども、私は、これが今の費用対効果の点からいって、本当に大学の無償化として効果があるのかどうかというのは若干疑問を持っておるんです。七千六百億円あれば、例えば全ての貸与型、全ては無理ですね、半分ぐらいの貸与型奨学金、給付にしたり、あるいは今の有利子を全部無利子奨学金にしたり、あるいは今もう既に各大学に配当している授業料減免の費用を三倍、四倍にしたりということが可能なわけで、そういった方がより効果的ではないかなというようなことも意見として申し上げてきたんですが、そのような形の政策決定がなされました。
 例えばこの件について、今、話を聞かれた上で、多分深く勉強されていらっしゃると思いますが、検査官的視点でどのような評価をされますか。

発言情報

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発言者: 斎藤嘉隆

speaker_id: 25748

日付: 2019-05-29

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会