田中弥生の発言 (議院運営委員会)
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○参考人(田中弥生君) 御質問ありがとうございました。
会計検査院にどのような新しい風をということなんですけれども、まず、会計検査院の状況を大変興味深く拝見しています。何よりも、社会課題が非常に急速に多様化する中で行政の仕事自体も多様化をしている、そこに限られた時間と予算の中でどうやって対応して検査をされているんだろうというのは最初に感じた疑問でありました。
ここについては、かっちりと例えば省庁ごとの縦割りの組織だけではなく、機動的に対応できる部署というのを設けていらっしゃるとか、あるいは、時々刻々と変化をする激しい社会課題だとかについては方法論も変えていかなければいけませんので、これについても念入りに、研修プログラムを刷新しながら教育を行っているというところであります。
こういったところを切り口にしながら、例えば教育のプログラムの中には、有効性の観点からの分析の方法、例えば指標の設定の仕方をどうするのか、あるいは、指標に基づいて集めたデータを分析をするわけですけれども、そのツールをどうやって適正に選択をしていくのかとか、こういった方法論の面でも有効性の部分の検証をより豊かにするための提案ができないかというふうに考えました。
あわせて、私の先生というのはピーター・ドラッカーという人でありますが、ドラッカーが一番亡くなるまで私に教えてくれ続けたことというのは、もうマネジメントの原点というのは一人一人が位置と役割を持てるようにすることだと、社会もそういう自由社会であってほしいということだったのですが、そういう観点から、職員一人一人が気概を持って達成感を持って仕事ができるような配置の在り方というのを常に考えていきたいというふうに考えております。