中山恭子の発言 (決算委員会)

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中山恭子君 そうですね。日本の場合、行政府の資料は最長三十年の保存期間満了後に公文書館に移管することが義務付けられていると承知しております。また、平成二十一年に、裁判所の記録は保存期間が満了した文書を公文書館に移管することとなったと聞いております。
 立法府の文書については移管するのかどうかがまだ先ほどのお答えでも決まっていないということでございますので、この辺りについてはどのように考えていくのか、相当早い時期に立法府との間で調整を取っていかなければならないでしょうと考えておりますので、その辺りは着実に進めていただきたいと思っております。
 前回の議連で基本設計について説明をいただきました。前回の議連というのは三月二十六日に開かれたものですけれども、この基本設計を今年の十月頃にまとめると聞いております。その方向性として、この公文書館は、品格ある外観である、石造りでいく、それから公文書の重要性を象徴する空間がつくられる、そして来館者の利便性に配慮する、授乳室等を設置するというようなことが書かれておりました。
 外観ももちろん大事ですし、それから来館者の利便性ももちろん大事でありますけれども、肝腎要の公文書の展示の在り方というものがまだほとんど検討されていない状況のように受け止めました。
 五月一日から令和の御代が始まります。万葉集から文字をいただいたとのことでございますので、安倍総理は令和の御説明の中で国書万葉集との表現をされています。万葉集に関する展示場がこの国立公文書館の中にあってよいと思いますし、また元号に関する展示場というものも必要になってくると考えられます。
 このように、日本とはといったものを国内外の人々に知ってもらうための展示は非常に、この国立公文書館の中でも非常に重要な部分であると考えられます。展示場のスペースとして大きな空間があればよいというものではないということを肝に銘じておいていただきたいと思っております。諸外国の国立公文書館では、国民共有の歴史的、文化的な資産という観点が極めて重要視されております。これに対して、我が国ではほとんどその機能が考えられていないと言える状況でございます。
 国立公文書館の設計に当たって、特に国立公文書館の展示の在り方について、より広く、より真剣に、広い知見を集めて検討することが必要であると考えますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119814103X00320190408_178

発言者: 中山恭子

speaker_id: 19441

日付: 2019-04-08

院: 参議院

会議名: 決算委員会