古川俊治の発言 (決算委員会)
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○古川俊治君 それでは、初めに自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。
本国会でもアベノミクスの成果という議論がいろんなところで議論されてきたわけですけれども、やはり我々から、与党から見ましても、アベノミクスの本丸であるこの第三の矢、成長戦略についてはやはり十分ではないという認識はみんな持っているというふうに思っています。
安倍政権になって、少し建設の需要ができたり、あるいは女性や高齢者の就業が少し進んだと。あるいは、人手不足になったので、省力化のための設備投資、IT投資が進んだと思うんですね。そういうことで潜在成長力も徐々にアップしたんですけれども、いまだ政府の目標である二%から見ますと遠く遠く及ばないのがやっぱり現状であります。
今、私は当選以来ずっと科学技術の方をやってきたんですけれども、やっぱり日本の大学とかあるいは研究開発法人から事業化をしていく、その過程はなかなか日本ではうまくいっていないんじゃないかと、これはみんなが指摘することなんですけれども。
アメリカなんかでは、ハイリスクでなかなか大企業の取り組めない先端技術の事業化というのはベンチャーがやっているわけですね。だから、シリコンバレーがいい例ですけれども、みんなベンチャーをつくっていると。今の企業価値の世界ランキングのトップ百に入るようなすごいいろんな企業が、十数年前はそれこそ数百万円の小さいベンチャーから始まって、それがあっという間に数十兆円になっているわけですよ。これがアメリカの十数年の産業改革、産業の本当に様相が変わってしまうラディカルな変革が起こっている。
これに比べると、日本ではなかなかベンチャーが起こってこないと。元々、民族的に起業意識が低いということもありますけれども、やはりそのほかに投資環境も育成環境もやっぱり十分じゃないという点があります。
柴山大臣には、この研究開発型ベンチャーの育成に関する大学や研究開発独法の役割というものをどのようにお考えになっているか、この点についてお述べください。