山本香苗の発言 (厚生労働委員会)

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○山本香苗君 防災と福祉の連携というのは極めて重要です。しかしながら、災害救助法には、医療は入っているんですけれども、介護など福祉というのは位置付けられていないんです、大臣よく御承知のことだと思いますが。
 何でかといったら、災害救助法というのは生命の危機的状況から守る法律だというんですね。介護は生き死にに関わらないからというんですよ。でも、東日本大震災のときに十分介護が受けられなくて、その後衰弱してお亡くなりになった方っていらっしゃいましたよね。生き死にに関係ないと言い切っていいのかと。この点については是非内閣府に、この近年の高齢化も進む中で、是非災害の被災地の状況も含めてよく御検討いただきたいと思います。
 今度、他方、厚生労働省の所管する方の介護を始め各種福祉制度に災害の視点というのは十分盛り込まれておりません。介護や福祉の現場というのは多忙を極めておりますから、制度にぱっと災害時ということを落とし込めばすぐ対応できるというものではないということはもう重々承知はしているんですけれども、しかし、実際災害が起きたときには、事業者の方々は、利用者の方のことを一番に考えて一生懸命現場で動いてくださっております。こうした活動をいつまでも善意に頼っていていいんだろうかと。きちんとこの制度の中に位置付けて評価をして、そして、そういうふうにしていかなければ、本当の意味での防災と福祉との連携といっても、現実には絵に描いた餅になってしまうんじゃないか、そういう懸念を持っております。
 是非、介護を始め各種福祉制度に災害の視点を盛り込んでいく、明確化していくと、そういった取組をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119814260X00520190425_166

発言者: 山本香苗

speaker_id: 23027

日付: 2019-04-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会