宮本真司の発言 (厚生労働委員会)

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○政府参考人(宮本真司君) まず初めに、我が国の状況から御説明させていただきます。
 コカインに関する薬物事犯の検挙人数は、平成二十五年から四年連続で増加している状況にございます。平成二十九年は過去最高の百八十五人となっております。
 また、国内でのコカインの押収量は、過去には一年当たり数キロから百数十キロまでばらつきはございましたけれども、昨年八月には横浜港に入港した船舶から百十五キロという大量のコカインが発見、押収するといった事例が発生しておりまして、このように、近年はコカイン事犯による検挙人数が増加、あるいは一度に大量のコカインを押収する事案も我が国で発生しているという状況にございます。
 また他方、世界的な状況につきましての御質問をいただきましたが、これにつきましては、国連薬物犯罪事務所や国連麻薬統制委員会のレポートによりますと、世界でコカの違法栽培量が、二〇一六年、平成二十八年で二十一万三千ヘクタールに上り、平成二十五年から七六%増加しているという状況にございます。
 コカインは、南米の三国において密造が世界的に大きな問題になっているということでございます。
 これに対応いたしまして、コカインの押収量につきましても、世界全体では平成二十八年に千百二十九トンの押収が記録され、対前年比で二三%増加となっております。これらの押収量につきましては、主として地域別に見ますと、南アメリカ六〇%、北アメリカ一八%、中央アジア一一%等となっておりまして、我が国を含む東及び東南アジアにおける押収量は三%ということで、まだ世界的に見ますと我が国の状況は少ないという、比率的には少ない状況であるということではございます。
 しかしながら、近年、アジア地域における押収量が二〇一六年に対前年で三倍になったという事例などもございますし、先ほど申し上げましたように、栽培量が非常に増えているということから見ましても、最終目的地として我が国はまだ認識されていないということでありますが、世界全体の状況を、あるいは我が国における事案の状況を見ますと、警戒が必要な状況にあるということは認識しております。

発言情報

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発言者: 宮本真司

speaker_id: 29764

日付: 2019-05-14

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会