竹下義樹の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(竹下義樹君) ありがとうございます。
今先生おっしゃるとおりで、除外率制度は縮小していこうということが方針としては決まっているわけですが、残念ながら、この十年ほどでしょうか、ほとんど動いておりません。それには僕は理由があると思っております。
それは、その除外率制度を見直すときに、単に数字だけを小さくしていくということに目がとらわれていたんではしんどいと思うんです。なぜ除外率制度が設けられたのか、そして、除外率制度をなくしていくときに弊害となっているのはどこにあるのか。例えば、今先生がおっしゃった医療機関であったり運輸機関であったりするわけですけれども、そういうところに障害者が働くことを妨げているものは何なのかということから考えていただきたいと思うわけです。
それを考えることによって、障害者の持つ能力を引き出すことの発想が生まれ、そして、その特定の職種における業務内容をどうすれば、障害の種類によって違うにせよ、その職種をこなすことができるかということをみんなで考えるという、そういう場が設けられることによって言わば変わっていくのではないかと思うわけです。その努力をすることこそが、除外率制度の見直しを通じて全体の職場環境の改善にもつながると思っているわけでございます。