高倉慶応の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(高倉慶応君) どう答えようかと今考えておるところでございますが、まずサイズの件は、通常のやつよりも大きく作っています。百七十センチ、十分着れますので、機会があればまたモデルにも挑戦していただけるんじゃないかと思います。
 基本的には、現地の方がお召しになる可能性も考えて、通常の着物よりもより、ゆきと言うんですが、幅ですね、生地の幅が少し広いめの生地を使い、大体どうしても腰回りとかそういったものが日本人とまた体型が違う民族の方が大変多いので、ある程度広いサイズで仕立てもしております。そういったことにこのプロジェクトの場合は心掛けてきました。
 それから、装飾なのかどうなのかということなんですけれども、これは基本的には着たいという方が今多いように思います。私も昨年、ジャパン・エキスポも行きましたし、それ自分でどうやって着たのとかということも尋ねてみたんですけど、一言で言うと、海外の方の方が着付けに関しては熱心ですね。日本の方の方が何回教室に行っても覚えない。これが何かちょっと今、いわゆる、何となく逆行性なところを感じてしまっています。やっぱり我々が洋楽が好きだったりとか、例えば「ボヘミアン・ラプソディ」聞いて熱狂するのと同じように、彼女たちから見れば日本のカルチャーにそういった神秘性を感じたりとかいうことが、単純に異国のものとして捉えるところに神秘性があるやもしれないと思っています。
 装飾に関しては、これ昔からやっていまして、結局どう使っていいか分からないから飾るしかなかったというのが歴史の事実ではなかろうかというふうに思うのと、最後にちょっとおっしゃったところと関係があるかどうかは分からないんですけど、それこそ私よりも専門家の先生がいらっしゃるのであれなんですが、ジャポニズムの時代というのは、いわゆる自由にドレス化してみたりとか、有名な絵画とかもありますけれども、やっぱりファブリックとして日本の着物をドレスの材料に使ったりとかいろいろしてきたというふうに思うので、日本人が言うのはおかしいんですけど、日本の固有のデザインってほとんどないんですよね。例えば我々が帯に締めている家紋柄とか、あれはペルシャで発祥されたデザインですし、要は、日本の文化ってほとんど、まあそれを言ったら全部盗用じゃねえのというような話になるんです。胸が男女ともに左側が前に来るとか、例えば袖というものがロングスリーブになっているとか、こういうのは日本で生まれた形ではあるんですけれども、元々ほとんどの日本に伝わっているデザインというのはどこかに発祥があります。青海波でも、これたしかギリシャだったと思います。
 なので、昔から文化でいうと世界はつながっていて、これを盗用とかという考え方自体が非常にある意味例えば人と人を隔てようとする考え方なので、もうこれ、私、あくまで個人的な意見ですけれども、それはもう一笑に付せばいいのではないかと。そのような器量ではいかぬのじゃないかという、元々シェアしてきたはずだということで、先ほど出た歌手の方、私よく存じ上げないので何とも言えないんですけれども、それを盗用という考え方自体が世知辛い話だなというふうに思っているので、堂々と盗用して、盗用というか、どんどん好きになってもらっていいと思います。そのうち彼らが、やっぱりこの格好、ちょっと日本の本当と違うかもって気が付くときが来ると思うので、初めはかなり自由にやらせてあげないと、最初から日本人が今やっているような着付けを押し付けても、ちょっとこれは、日本人でも今嫌がられる方が多いので、難しいところがあると思います。

発言情報

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発言者: 高倉慶応

speaker_id: 25427

日付: 2019-02-27

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会