石井苗子の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○石井苗子君 ありがとうございます。日本維新の会・希望の党の石井苗子です。
 今日は、三人の参考人の方、ありがとうございました。
 時間もございますので、三つ、それぞれの方にお聞きしたいと思います。
 まず、高倉慶応参考人の方に、今日は着物も持ってきていただきましてありがとうございます。非常に具体的によく分かりました。
 日本の着物文化を世界に発信されているという取組、大変すばらしくて敬意を表したいと思っているんですが、私は着物を強制的に着させられる家に生まれまして、何とか自分で着れるんですけれども、この振り袖というのは二つありまして、一つは独身じゃないと着てはいけないということと、二つ目に、身にまとうものでこれほど自分でどうにもできないものがないんでございまして、帯なんて後ろなんかどうなっているんだかさっぱり分からないというような感じで、人に着させてもらわなければならないという、こういうことでございますと、先ほど温泉でしか浴衣を着ていないという発言もございましたけれども、だんだんと着なくなってくるものでございますが、したがって着物の産地というのがどこでも構造的な不況に見舞われているのではないかと思うんですね。
 着物文化を世界に広める取組というものがもしも地域経済の活性化につながれば、これは一石二鳥ではないかと私は思うんですね。先ほど、中国が即座に、幾らで買えるんだと、こう言ったらしいでございますが、着物文化を世界に広める取組が着物の需要の拡大につながるという手応えというのがもしおありでしたら、一つ二つ教えていただきたいと思います。
 続けて、近藤誠一参考人の方にお伺いします。
 ジョセフ・ナイ教授がおっしゃったこと、二つあるんですけれども、まず、間違わないように。強制や報酬ではなくて、魅力によって望む結果を得る能力をソフトパワーというと。それを定義付けの後に、国の文化、政治的な思想、政策の魅力と、この三つに分類したそうですけれども、日本においてはどれがソフトパワーの源泉になるとお考えかどうかということをお聞きしたいなと。
 もう一つは、ソフトパワーによる外交が、これまで日本は、私の主観ですが、重視してこなかった領域ではないかと思うんですが、お話をお聞きしておりますと、今後は日本も力を入れて取り組む必要性があると感じました。そうはいいながら、経済力が今低下したと言われておりますが、それでも通商国家である日本外交の基軸というものは、ソフトパワーというより、経済力を中心とした外交ではないかと思うんですが、この点について近藤参考人は外交の現場に長くおられた実感としてどのようにお感じになっているか、この二点についてお答えいただきたいと思います。
 最後に、渡邊啓貴参考人の方にお伺いいたします。
 日本の伝統文化というのは、キリスト教を基盤としたアメリカやヨーロッパの文化と異なると思います。普遍的な文化として欧米の文化というのは世界に浸透していく力があったと思うんですが、それに比較して、日本の伝統文化というのは浸透力が強くないという印象を持っているんですが、そういいながら、一方で、先ほどお話にありましたアニメやテレビゲーム、コンテンツ産業というのは大変強い影響力を持って今広がっているわけなんです。
 この文化を世界に広めるということの何か一つ秘訣のようなものがあったら、先ほどの三要素、概念化とコンテクストとネットワークだとおっしゃいましたけれども、それ以外に文化を世界に広める秘訣のようなものがあるのかという、この質問をさせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 石井苗子

speaker_id: 27322

日付: 2019-02-27

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会