高倉慶応の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(高倉慶応君) ありがとうございます。
 日本の文化にも海外の文化にも、基本的にはある程度僕はヒエラルキーがあると思っています。要するに、庶民的な文化と、日本でいえば武家から生まれた文化と、あとはやっぱり皇室を始めとする公家の皆さんから生まれてきた文化があって、結構これが普通に混然としているので、結構そこはミクスチャーしていて、プロトコルとちょっと違うような使われ方をしているということは国内でもよくお見受けいたします。
 こういったものと同じように、海外から来る観光客の皆さんにもニーズが分かれると思います。いわゆる本格的なきちんとしたものを知りたいと、要するにお金が幾ら掛かってもいいんだというような方も見えるでしょう。でも、一瞬、例えばディズニーランドに行ったときに、例えばカリブの海賊の前で写真を撮りたいというような感覚でニーズがあると。ここがなかなか受入れをセパレートしてきちんと分けられていないという可能性があると思います。
 今のところ、まあ一度は日本の着物を着てみようかという方々向けの、ある程度お値段の安くて、何というんでしょうか、ああいうものがたくさん浅草とか京都でもはやっていますし、一部地元の方からはああいうのおかしいよねとかという意見も出ているようですけれども、ただ、じゃ、逆に、それぞれの地域に、今度、もっといいものがないのかと言われたときのサービスができていないので、これは各自治体とか、多分県行政だと思いますけれども、まずはその担当者になられる方が日本の中にもプロトコルがあるということをしっかり踏まえた上で、相手の国のどんな方たち、つまりそのターゲットの方たち向けにはこういったサービスをしようというのをしっかり分けて御提案されることが、恐らくインバウンドを伸ばすこれからの、特に着物にかかわらずですけれども、になってくるのかなと思います。
 衣食住はセットですので、やはり向こうの方たちのグレードに合わせてそれにお応えしていくべきだなというふうに私は思います。

発言情報

speech_id: 119814305X00220190227_062

発言者: 高倉慶応

speaker_id: 25427

日付: 2019-02-27

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会