近藤誠一の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(近藤誠一君) 全くそのとおりだと思います。
私もエラスムスプログラムを見て、こんなすばらしいものはない、東アジアにも導入したいと思って、ちょっと調査をいたしました。
ヨーロッパにおける留学の割合、域内における留学の割合と、東アジアにおける学生の交流、大まかに言うと十対一。しかも東アジアの場合には、東南アジアの学生が日本とソウル、そして最近は北京に行く、一方通行であると。それでは余り意味がないわけで、ヨーロッパのようにいろんな国の学生が行ったり来たりして交わることでもう異文化が自然に身に付く、ヨーロッパ人という意識が高まる、これを東アジアでやりたいと思ったんですが、いろいろな制約がございます。ある国は必ずしも学問の自由がないとか、ある国は自分の国の大学の単位をほかの国のようにはそう簡単に与えたくないとか、そういうようなやや視野の狭い制約が実はたくさんあるということで、なかなかそれが進まない原因ですが、だからといってこのすばらしい枠組みを諦める必要はない、何とか前に進めたいと思っております。
やはり社会人になる前に、まだ心が真っ白なうちに交流をし相手のことを知る、自分と違うものがあり、そこに価値があることを知るということがその地域の平和の最も礎になると思います。