国谷裕子の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(国谷裕子君) まさに、おっしゃったこと、何を優先してどういったことを課題として重視していくか、そういった幅広い議論を行う仕組みがまさにない。
先ほど申し上げましたように、内閣府に例えばSDGs推進をする部局をつくり、そして、今既にある円卓会議の機能を、年に二回ほどの意見交換の場にとどめるのではなくて、例えば目標別に緊急課題、取り上げたい課題を、目標別に何か部会をつくっていく。そして、どのように、何を目標にして、ターゲットにして、その指標を使って進捗をモニタリングするのか、評価するのか。本当に、SDGsというのは、目標とターゲット、指標から成り立っていて、その進捗をモニタリングして評価するという、測って比べて進めるという分かりやすい仕組みなんですけれども、それをシステマティックに動くような仕組みをつくっていかなければならないと思うんです。
〔理事堀井巌君退席、会長着席〕
その仕組みが今のところなくて、現在の推進体制では、そのフォローアップも進捗把握も恐らく個々の政策担当の省庁任せになりかねなく、複雑に連関して絡み合った課題であっても、各種政策の統合効果の測定なども今の体制ではできないままに終わる可能性があるように思います。
ですので、今年、実施指針の改訂が行われるのに当たって、おっしゃっているような、どのようなモニタリング体制をつくっていくのか、本当に優先していって進めていく課題を何にするのか、多くのステークホルダーが参加する下で検討して、大胆な改訂やその見直しといったものが必要なのではないかというふうに思えます。