栗田卓也の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(栗田卓也君) MaaSについてお尋ねを頂戴しました。
MaaSは、もう委員お触れいただきましたけれども、モビリティー・アズ・ア・サービス、この四つの単語の最初の一文字をつないで作った造語でございまして、MaaSの考え方は、例えばスマートフォンを用いまして、行きたい場所までの経路の検索、鉄道やバス、タクシーなど複数の手段の予約、キャッシュレスでの決済などを一括して行うことを目指すものでございます。
このようなMaaSを含めました新たなモビリティーサービスは、移動の利便性の向上をもたらし、公共交通の利用の増加等を通じまして、都市や地方が抱える交通の様々な課題の解決につながる可能性があると考えております。
既にお触れいただきましたとおり、ヨーロッパの幾つかの都市ではMaaSについて実用化されているということでございます。このため、国土交通省では、目指すべきMaaSの在り方等につきまして、昨年十月から有識者による懇談会を設け議論を行い、本年三月十四日に中間とりまとめを行ったところでございます。
この中間とりまとめでは、MaaS等の今後の展開に向けまして、運行情報、予約状況など交通事業者の持っているデータを事業者間で連携させるためのルールづくり、あるいは鉄道、バスなど複数の交通手段を定額で一定期間乗り放題で利用できるようにするなど柔軟な運賃の仕組みづくり、あるいは交通結節点の整備などまちづくりとの連携といった取組を地域特性を踏まえつつ実施することが必要とされたところでございます。
この中間とりまとめも踏まえまして、来年度、地域の課題に対応した実証事業の支援、あるいは事業者間のデータ連携のためのガイドライン策定などを行いたいと考えておりまして、新たなモビリティーサービスの推進に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。