中泉松司の発言 (国土交通委員会)
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○中泉松司君 ありがとうございます。
特に、地元では、離島留学等に関する心意気、意気込みというものを聞いてきました。
全然話は、まあ同じような話ですが、地域は全然違いますけれども、卒業式シーズンで、私の地元で本当に過疎が進んでいる地域で、小学校卒業式、卒業生三名というところがありましたけれども、その三名のうちの一人は、東京で暮らしていて不登校になって学校に行けなくなってしまった子供が改めて編入をされて、そして田舎暮らしをすることによって中学校からまた通える勇気が湧きましたという、そういったこともありましたので、これは離島でも同じことが全く言えるんだろうというふうに思います。大変大切なことだと思います。
また、なりわいについて本当しっかりと持っていただくということは大事だと思っておりまして、今日、委員会始まる前に野田国義先生にはもう気付かれてしまったんですけれども、今日、私、大島つむぎのネクタイをさせていただいております。龍郷という地域で伝統文化として作っているものでありますけれども、お話を伺ってちょっとすごく感動したんですが、ここに、(資料提示)龍郷ではエッセーコンテストというのをやっているらしくて、大島つむぎをテーマに入賞作品の紹介をしていただいておりますけれども、これの最優秀賞が、東日本大震災当時に被災地に暮らしていて、津波にのまれ、命からがら助かって家に戻ったときに、和服が大変好きな若い女性だったんでありますけれども、家に戻ったときに、持っているたんすの和服は全て駄目になっていたと。本当にもう心打ちひしがれたときに、大島つむぎだけがきれいに残っていたと。その御縁で今奄美に移り住んで、移住をしたという、その人のエッセーが載っています。
なぜ大島つむぎだけがきれいに残ったかというのは、これは奇跡的な話ではなくて、大島つむぎというのは、絹を泥田に何回も何回も浸して、泥に含まれる鉄分がこの素材感を生み出すということで、泥をずっとくぐらせて、何十回も何百回もくぐらせているのでこういう丈夫な生地になるということでありまして、津波にも負けなかったと。もうこういうことはすごく地元の誇りなんだよということを龍郷の町長さんが熱く語っておられましたし、これは何としても残さなければいけないんだ、何とか支援してくださいという心も伺ってきたところでもあります。
しっかりと離島地域でも生きがいと、そしてなりわいを持って、誇りを持って暮らして、魅力ある地域づくりができるように、是非とも今回の法案がその後押しとなることを期待を申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。