国土交通委員会

2019-03-28 参議院 全122発言

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会議録情報#0
平成三十一年三月二十八日(木曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月二十日
    辞任         補欠選任
     足立 敏之君     太田 房江君
 三月二十二日
    辞任         補欠選任
     太田 房江君     足立 敏之君
     堀井  巌君     吉田 博美君
 三月二十六日
    辞任         補欠選任
     朝日健太郎君     山下 雄平君
 三月二十七日
    辞任         補欠選任
     山下 雄平君     朝日健太郎君
     吉田 博美君     小野田紀美君
     矢倉 克夫君     里見 隆治君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         羽田雄一郎君
    理 事
                井上 義行君
                酒井 庸行君
                中泉 松司君
                青木  愛君
                三浦 信祐君
    委 員
                足立 敏之君
                阿達 雅志君
                朝日健太郎君
                小野田紀美君
                金子原二郎君
                末松 信介君
                高橋 克法君
                塚田 一郎君
                中野 正志君
                牧野たかお君
                野田 国義君
                舟山 康江君
                増子 輝彦君
                魚住裕一郎君
                里見 隆治君
                行田 邦子君
                室井 邦彦君
                山添  拓君
                平山佐知子君
   国務大臣
       国土交通大臣   石井 啓一君
   副大臣
       国土交通副大臣  塚田 一郎君
   大臣政務官
       国土交通大臣政
       務官       田中 英之君
       国土交通大臣政
       務官       阿達 雅志君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        林  浩之君
   政府参考人
       総務大臣官房地
       域力創造審議官  佐々木 浩君
       厚生労働大臣官
       房審議官     迫井 正深君
       厚生労働大臣官
       房審議官     諏訪園健司君
       水産庁増殖推進
       部長       保科 正樹君
       資源エネルギー
       庁資源・燃料部
       長        南   亮君
       国土交通省国土
       政策局長     麦島 健志君
       気象庁長官    橋田 俊彦君
       海上保安庁長官  岩並 秀一君
       環境大臣官房審
       議官       鳥居 敏男君
       防衛大臣官房サ
       イバーセキュリ
       ティ・情報化審
       議官       小波  功君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振
 興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内
 閣提出、衆議院送付)
    ─────────────
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羽田雄一郎#1
○委員長(羽田雄一郎君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、堀井巌君及び矢倉克夫君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君及び小野田紀美君が選任されました。
    ─────────────
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羽田雄一郎#2
○委員長(羽田雄一郎君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、国土交通省国土政策局長麦島健志君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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羽田雄一郎#3
○委員長(羽田雄一郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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羽田雄一郎#4
○委員長(羽田雄一郎君) 奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言を願います。
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中泉松司#5
○中泉松司君 おはようございます。自民党の中泉でございます。今日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
 この後、酒井理事からも質問がありまして、そちらの方で小笠原の方について主に質問されるということで伺っておりますので、私からは奄美についてを質問させていただきたいと思っています。
 今回の法案の審議に先立ちまして、先月二月二十八日から二日間、酒井筆頭理事と共に奄美を訪問させていただき、現地の視察と現地関係者との意見交換会を行わせていただきました。視察では、昨年の台風二十四号で大きな被害を受けた名瀬港の整備状況、世界遺産登録に向けた取組の現状や島の伝統であります大島つむぎの継承への取組などを拝見し、意見交換会では、群島十二市町村中七市町村の首長、副町長、副首長といいますか、と鹿児島県の大島支庁長などに御出席をいただいて意見交換を行わせていただいたところでございます。意見交換では、奄美始め各地の皆様から、これまでの奄美群島成長戦略ビジョンの取組の御紹介をいただいた後に様々な御意見をいただいてまいりました。
 正直言って、私、訪問する前は、いわゆる奄振交付金、奄振交付金と地元では言われておりましたけれども、その交付金を羨ましいなというふうに思いましたし、雪国交付金というのもあってもいいかなと思ったぐらいでありましたけれども、実際お話を伺って、もしこれ、意見交換でハードルの高い要望をいただいたり、交付金もっとくれというような話であればちょっと嫌だなというふうな思いを正直率直に持ちながら意見交換に臨んだわけでございますけれども、各首長さんからは、一言目には一様に心からの感謝の思いを述べられて、そして、成果を丁寧に御説明をいただいた上で、今後の継続した支援を何とかお願いしたいということでありました。その成果も伺いまして、奄美に対する支援のこの効果の大きさ、そして期待の大きさも感じてきたところでございます。
 意見交換会で具体的に出たお話について質問させていただきたいと思いますが、例えば具体的に、沖永良部の和泊町の副町長さんからは、花卉に対して、お花ですね、花の取組を一生懸命やっているんだけれども、輸送費の支援、奄振交付金の中でこれをいただけたことによって、本当にこれまで難しかった定住の促進や所得の向上につながっているんだ、是非これは支援を拡大してほしいというお声もいただいてきました。
 また、宇検村や瀬戸内町の町長さん、村長さんからは、離島留学、この奄美らしい留学を子供たちに是非させてあげたいんだということで、その取組の紹介もいただきました。交流人口増加への非常に重要な取組だとも伺いましたけれども、一方で、受入れ体制の整備がまだまだ不十分だというお話もいただいてきたところです。
 こういった具体的な行為に今回の法案ではどのように応えているのか、お伺いをまずいたします。
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麦島健志#6
○政府参考人(麦島健志君) お答えを申し上げます。
 奄美群島におきます農林水産物の輸送費につきましては、これまで奄美群島振興交付金を活用し、奄美群島外に出荷する企業や団体に対しまして、奄美群島と鹿児島県本土間の輸送費に相当する額の支援を行ってまいりました。さらに、平成三十一年度予算におきましては、地元からの要望を踏まえ、輸送費支援の対象品目に奄美群島で製造された加工品、原材料等を追加をしたところでございます。
 また、離島留学につきましては、平成二十九年度から奄美群島振興交付金を活用した奄美らしい離島留学推進事業を実施しているところでございます。この事業では、本土等の児童生徒が奄美群島の小中学校に留学するために必要な里親の受入れ等に係る経費への支援、受入れ環境の整備や体験活動等を実施する団体への支援等を行っているところでございます。
 輸送費支援や離島留学につきましては、農業を含めた産業の振興にも寄与するものでございます。今後、地元からのニーズを的確に把握しつつ、連携して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
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中泉松司#7
○中泉松司君 ありがとうございます。是非、期待の大きさを感じてきましたので、よろしくお願いをいたします。
 また、加えて、地元から期待の大きかったものとして、今回は特定重点配分対象事業ということで、地元の負担を軽くする、民間とうまく連携をして交流人口の増などにつなげるものに関しては、そういった取組もしていただけるというふうに伺っております。これに関しては、まず、新しい内容となると思いますので成功事例をつくっていくということが何よりも大事だと思いますので、是非ともそこも併せてお願いをしたいと思います。
 そして、今回の訪問では、一番最初に申し述べましたとおり、世界遺産登録に向けた取組の状況についても視察をさせていただきました。
 二〇一七年の二月に一度推薦書を提出しておりますが、世界遺産委員会諮問機関、IUCNの指摘を受けて一度この推薦を取り下げて、そして整理をした上で本年の二月一日に改めて推薦書を出し直しております。早ければ今年夏から秋にかけてのIUCNの現地調査を経て、来年、二〇二〇年夏頃の登録を目指しているということでありますけれども、これに関しても現地では大きな期待が寄せられております。
 世界遺産登録による観光面での効果と今後の見通しについてどのように考えておられるか、お伺いをいたします。
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麦島健志#8
○政府参考人(麦島健志君) お答えを申し上げます。
 奄美、沖縄世界自然遺産登録に向けましては、本年二月一日にユネスコ世界遺産センターへ推薦書を提出しており、今後IUCNによります現地調査を経まして、早ければ、先生御指摘のように、二〇二〇年夏頃の登録が期待されるところでございます。
 観光面で見込まれる効果につきましては、平成二十三年に世界自然遺産に登録をされました小笠原におきましては、それ以前に二万人前後で推移をしておりました入り込み客数が、ピークの平成二十四年度には約四万人と倍増をいたしたところでございます。平成二十五年度以降の入り込み客数は、落ち着きを見せまして三万人程度で推移をしてございますが、この間の一人当たり観光消費額は世界自然遺産登録前に比べて高い水準となっているという状況でございます。
 世界自然遺産登録の効果を一過性のものとせず持続的な観光振興につなげていくためには、こうした事例も踏まえつつ、奄美での受入れ環境整備等に計画的に取り組むことが重要と認識をしてございます。
 国土交通省といたしましては、共に世界自然遺産登録を目指している沖縄県と連携をいたしました観光キャンペーン等に取り組みますとともに、奄美らしい魅力を体験できる観光スタイルの構築や、来訪者の満足度を高めるためのキャッシュレス化等の推進、環境整備を支援してまいりたいと考えているところでございます。
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中泉松司#9
○中泉松司君 是非しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
 私の地元秋田県にも、青森県とまたがっていますけれども、白神山地という世界遺産があります。世界遺産登録いただくと、一方では、自然をしっかりと守らなければいけないという、そういう重い責任も生じるわけでありまして、そこは課題になってくるわけでありますけれども、その課題をクリアしながら、訪れていただけるお客様方にしっかりとその世界遺産のすばらしさを感じていただくということも大事なんだと思います。
 そういった意味で、世界遺産登録されることによって、多分これまでとはまた劇的に、もしかすると観光面でも変わってくるのかもしれません。そこら辺は、これからの推移をしっかり見守っていただいた上で、取組ということを考えて、また次のタイミングで考えていかなければいけないということもあると思いますので、是非ともそこは注視をしていただきたいと思います。
 また、来年、二〇二〇年は、日本では東京オリンピックがありますけれども、鹿児島県では、その夏の奄美の世界遺産登録、そして国体、今は国民スポーツ大会と言うらしいですね、国民スポーツ大会が決まっているということでありまして、本当にそれ相乗効果も含めて大きな期待が寄せられておりましたので、是非ともその地元の期待に応えられるように取組を進めていただけるようにお願いをいたします。
 今回、短い期間でありましたけれども、視察をさせていただいて改めて感じましたのは、そこに暮らす方々というのは、あくまで、別に我が国を守るために住んでいただいている防人でも何でもありませんし、そこに暮らしていただいておりますけれども、そこに暮らす方々がなりわいや生きがいをしっかりと持って生活をして充実した人生を送っていただく。そして、その上でそのバトンを次の世代にとつないでいってそこに暮らし続けていただくということが、結果として我が国の形、ありようであったり国境を守るという、そういったことにもつながってくるんだなということ、これは全国どこでも同じことなんですけれども、その国境離島付近に住む方々の暮らしぶりを見て改めてそういうことを感じさせていただいたところでございます。
 国境離島地域の振興策というのは大変重要だと思いますけれども、大臣の御見解をここで伺わせていただきたいと思います。
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石井啓一#10
○国務大臣(石井啓一君) 奄美群島と小笠原諸島を含む離島の振興は、我が国の領域や排他的経済水域等の保全、海洋資源の利用等、国益の保護と増進の観点から重要と認識をしております。
 離島は、四方を海等に囲まれ、厳しい自然的、地理的な条件不利性を抱えており、その改善や地域特性を生かした振興を図るため、奄美、小笠原の特別措置法や離島振興法に基づく各種施策に取り組んでまいりました。
 それぞれの離島は特色ある自然や文化等の地域資源にあふれており、近年は、屋久島や小笠原諸島などの世界遺産登録、壱岐、対馬、五島の日本遺産認定等により離島の魅力に対する認知度が向上し、観光面での追い風が見られます。また、本土企業と離島地域の連携を通じた新たなビジネスの創出事例が見られるほか、都市部の子供さんが離島の学校に入学をする離島留学が全国で広がりを見せるなど、新たな取組も進められております。
 国土交通省といたしましては、交付金等によりまして地域の創意工夫を後押しをし、離島の定住促進などを通じた自立的発展に向けましてしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
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中泉松司#11
○中泉松司君 ありがとうございます。
 特に、地元では、離島留学等に関する心意気、意気込みというものを聞いてきました。
 全然話は、まあ同じような話ですが、地域は全然違いますけれども、卒業式シーズンで、私の地元で本当に過疎が進んでいる地域で、小学校卒業式、卒業生三名というところがありましたけれども、その三名のうちの一人は、東京で暮らしていて不登校になって学校に行けなくなってしまった子供が改めて編入をされて、そして田舎暮らしをすることによって中学校からまた通える勇気が湧きましたという、そういったこともありましたので、これは離島でも同じことが全く言えるんだろうというふうに思います。大変大切なことだと思います。
 また、なりわいについて本当しっかりと持っていただくということは大事だと思っておりまして、今日、委員会始まる前に野田国義先生にはもう気付かれてしまったんですけれども、今日、私、大島つむぎのネクタイをさせていただいております。龍郷という地域で伝統文化として作っているものでありますけれども、お話を伺ってちょっとすごく感動したんですが、ここに、(資料提示)龍郷ではエッセーコンテストというのをやっているらしくて、大島つむぎをテーマに入賞作品の紹介をしていただいておりますけれども、これの最優秀賞が、東日本大震災当時に被災地に暮らしていて、津波にのまれ、命からがら助かって家に戻ったときに、和服が大変好きな若い女性だったんでありますけれども、家に戻ったときに、持っているたんすの和服は全て駄目になっていたと。本当にもう心打ちひしがれたときに、大島つむぎだけがきれいに残っていたと。その御縁で今奄美に移り住んで、移住をしたという、その人のエッセーが載っています。
 なぜ大島つむぎだけがきれいに残ったかというのは、これは奇跡的な話ではなくて、大島つむぎというのは、絹を泥田に何回も何回も浸して、泥に含まれる鉄分がこの素材感を生み出すということで、泥をずっとくぐらせて、何十回も何百回もくぐらせているのでこういう丈夫な生地になるということでありまして、津波にも負けなかったと。もうこういうことはすごく地元の誇りなんだよということを龍郷の町長さんが熱く語っておられましたし、これは何としても残さなければいけないんだ、何とか支援してくださいという心も伺ってきたところでもあります。
 しっかりと離島地域でも生きがいと、そしてなりわいを持って、誇りを持って暮らして、魅力ある地域づくりができるように、是非とも今回の法案がその後押しとなることを期待を申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
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酒井庸行#12
○酒井庸行君 自由民主党の酒井庸行でございます。
 今日は、こうして小笠原、奄美群島の特別措置法案の質問をさせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。
 今、中泉委員からも奄美の方の視察のことのお話がありました。私は、泥大島、家内に買ってあげようかと思いましたけど、ちょっと無理でしたのでほかのものを、でも自分のものじゃなくて家内に買いましたので、というふうに思っておりました。
 私からは、小笠原のことについてお話をお聞きしたいというふうに思っております。非常に小笠原にも実は行きたいなというふうに思っておりましたけれども、なかなか行くことは困難でありますので、皆さんからのお話を聞きながら御質問させていただきたいというふうに思います。
 五年前に、私も委員会で、室井委員も野田委員もいらっしゃいました、この質問をされたというふうに思います。我が党からは江島先生が質問をされました。そのことも踏まえて御質問をさせていただきたいと存じますけれども、歴史的に言うと、やはり小笠原というのは、さきの戦いで非常に大変な戦火に巻き込まれております。そして、やはり、そこに住んでいた人たちは疎開をさせられたというか、させられて、そのままその小笠原の島々が何の手付かず、もう手も付けず、やはりアメリカの統治下であったということもあってそのままだったということがあって、二十年間の間、いわゆる島に戻ることができなかったというお話も実は聞いております。そういう意味で、硫黄島もそうだったということも聞きました。硫黄島も、もう今もやはり住むことは難しいのでと、いまだに、もう帰ることはできないという状況が続いているということでございます。
 それで、小笠原諸島が本土復帰して五十年ということであるということも、昨年が五十年ということもお聞きをいたしました。この復帰のために大変なその旧島民の人たちは御尽力をされてきたというふうに思いますし、ここに関わった方々は本当に厳しい中での御努力をされたと思います。その労苦に私たちは敬意を表しなければならないと思いますし、また、しっかりと私たちがやれることはやっていかなきゃならないというふうに思っております。
 その意味で質問をさせていただきたいと存じますけれども、五年前からの法案があって、それから今日こうしてまた審議をするわけですけれども、五年間たちました。この五年間の間に国費としてどのぐらいのお金をつぎ込んだのか、そして具体的にその成果がどんなものであるかをまずお聞きしたいというふうに思います。
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麦島健志#13
○政府参考人(麦島健志君) お答えを申し上げます。
 御指摘の小笠原諸島振興開発事業費補助金につきましては、平成二十六年度から平成三十年度までの五年間の予算総額として約七十六・七億円を計上してきたところでございます。この五年間で、道路、港湾等のインフラや新造船の整備のほか、農業におきましてはかんがい施設やハウスの整備、また漁業におきましては漁船修理施設の改修や船員厚生施設の整備を行いますとともに、自然環境の保全に対する支援や生活環境の整備等を実施をしてきたところでございます。
 その成果といたしまして、農業生産額は、平成二十二年一・二億円から平成二十八年一・四億円と約二割の増加、また漁獲金額で見ますと、平成二十二年四・九億円から平成二十八年七・七億円と約六割の増加という状況になってございます。
 世界自然遺産登録後、減少しておりました入り込み客数も近年は増加傾向にございまして、人口につきましても、現在も旧島民の帰島が続いているほか、Iターンが盛んで、僅かながら増加傾向にあるという状況でございます。
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酒井庸行#14
○酒井庸行君 今の話を聞きますと、順調にというか少しずつきちんと振興の、この特措法の成果が出ているというふうにお伺いをします。
 次に、この小笠原に関して、小笠原村のホームページを見ると、それを私の質問としては頼るしかないというところもあるんですけれども、それを見ると、父島は東京から九百八十四キロ、母島が千三十三キロというふうに書いてあります。小笠原諸島というのはその大小三十の島々から成り立っていると。
 例えば、沖ノ鳥島がありますね。これは沖縄とグアムの間ぐらいに位置するんだそうですね。これも小笠原諸島なんですね。日本の最南端ということでありますし、それから南鳥島、これは父島から東南東に千三百キロ、硫黄島から千百キロの最東端にあるというふうに書いてありました。
 こういう父島、母島を中心ですけれども、いわゆるその距離にあるところを考えると、生活あるいは産業を生むということ、先ほど順調に振興はして伸びているということもありますけれども、そのいわゆる生活をする、あるいは産業を生むという条件としては非常に厳しいところになるということがあります。
 そこで、特に生活をする、あるいは物流の関係もそうですけれども、交通手段ということで特にお聞きをしたいというふうに思います。
 先ほども、私行ってみたいと思いましたけれども、六日間、六日に一便しかないおがさわらという船しかないということであります。この状況で島民の皆さんたちがこれから生活をするにしても産業を生んでいくにしても、いろいろなことを考えていくときに、改善あるいは観光ということを考えたときに小笠原の皆さんたちは大きな課題だというふうに思いますけれども、特に交通問題の関係に関して、アクセスに関してお伺いを、どんなふうになっているかをお聞きしたいと思います。
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阿達雅志#15
○大臣政務官(阿達雅志君) 小笠原諸島は東京から南に約千キロ離れた外海に位置しており、住民生活の利便性の向上、産業の振興等を図るためには交通利便性の確保が重要です。この五年間の交通アクセス改善については、唯一の定期交通手段である航路について、平成二十八年七月から本土と父島を結ぶおがさわら丸と、父島と母島を結ぶははじま丸の新造船が就航しています。
 おがさわら丸及びははじま丸の建造に対する支援として、国土交通省が建造費に対する補助を行うとともに、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は長期低利の資金的支援や必要な技術支援を行っております。また、父島、母島航路の運営費と住民運賃割引への補助を行ってきたほか、港湾施設の整備改良に係る取組を支援してきたところです。
 このような取組により、航海時間の短縮や快適性が向上、また旅客定員の増加がありました。その結果として、小笠原村を訪れる観光客が新造船就航後約二割増加するなどの効果が出ております。
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酒井庸行#16
○酒井庸行君 今の政務官のお話を受けてでありますけれども、この小笠原の海の周りというのの環境、先ほど奄美の世界遺産の話もありましたけれども、その自然環境あるいは観光ということで少しお話をお聞きしたいと思います。
 平成の二十三年に世界遺産に登録をされております。世界的にも大変貴重でかけがえのない自然環境に恵まれていまして、小笠原固有の希少な野生動植物などもあり、自然環境の保護、保全に取り組むということとともに、この自然環境の豊かさを生かした観光振興を図るということも考えなければなりません。
 小笠原村のホームページを見るとすばらしい写真が、絵がいっぱい出てくるんです。皆さんに本当はお配りしたいぐらいですけれども、大変なものだったので、皆さんホームページを見てください。そんなふうに思いますけれども、その効果というのを考えたときに、しかも世界有数のその透明度を持っているということも分かりました。
 そこで、その観光の部分でいきますと、その環境を守りながら観光をどうするかということでありますけれども、登録をしたとき、二十四年度は四万人が、先ほどちょっと話がありましたけれども、皆さんが訪れていると。その後、少し減少しているんだけれども、それでも今三万人もいらっしゃるということをお聞きをいたしました。
 大変にすばらしいところであるからこそこういう状況が続くんだというふうに思いますけれども、環境問題と同時に、この観光についてのお考えをお聞きしたいと思います。
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塚田一郎#17
○副大臣(塚田一郎君) お答えいたします。
 小笠原諸島における観光振興を図る上では、世界自然遺産にも登録された貴重な自然環境を将来にわたって維持しながら、観光資源としての利活用を図ることが重要であると認識をしております。
 このため、東京都と小笠原村は、東京都知事が指定した自然環境保全地域の適正な利用のルール等を定めています。具体的には、指定地域における利用経路や一日当たりの利用者数の上限の設定、立入りの際の認定エコツアーガイドの同行の義務付け等により、小笠原の希少野生動植物等に対して過剰利用による人為的影響が及ぼされない仕組みを構築しております。
 国土交通省といたしましても、このようなルールの実効性を高めるため、利用者への指導や解説等を行う認定エコツアーガイドの養成講習に対して補助金による支援を行っているところです。小笠原諸島における自然環境の保護、保全と両立する持続的な観光振興を図るため、引き続きエコツーリズムの推進に取り組んでまいります。
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酒井庸行#18
○酒井庸行君 副大臣からお話をいただきました。本当にすばらしいところだというふうに思いますので、また注意深く見守っていっていただければというふうに思っております。
 インフラのことをちょっとお聞きをしたいというふうに思いました。住んでいる方の水道のことだとか、それから津波が来るということも考えてということがあるのですけど、もう時間がちょっとなくなってまいりましたので、ちょっと飛ばさせていただいて次の質問に移りたいと思いますけれども。
 この小笠原の質問をしようと思ったときに頭に浮かんだのは、やはり、すばらしいこの地域の漁場があるわけですけれども、そこにサンゴがあって、そこに中国の船が来ていろいろ荒らしたということを思い浮かべました。これ、南鳥島とか沖ノ鳥島もそうですけど、あの周りにもサンゴ礁がいっぱいあって、あのときの状況が今これどうなっているのかなというふうに実は思うんです。そこら辺のところのお尋ねをさせていただきたいと思います。
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岩並秀一#19
○政府参考人(岩並秀一君) お答えいたします。
 海上保安庁では、平成二十六年九月以降、小笠原諸島海域等におきまして多数の中国サンゴ漁船と見られる漁船を確認したことから、大型巡視船や航空機を集中的に投入しまして十隻の中国サンゴ漁船を検挙するなど、厳正な取締りを実施したところでございます。
 平成二十七年一月を最後に中国漁船は小笠原諸島海域において確認されていない状況となりましたが、その後、巡視船、航空機による哨戒を実施しておりましたが、今年に入りまして二月二日には、小笠原諸島周辺の我が国EEZにおきまして航行中の中国漁船一隻をEEZ漁業法違反で検挙したところでございます。
 また、小笠原諸島周辺海域における海上保安体制の強化につきましては、巡視船配備のために必要な岸壁、宿舎、燃料供給体制等の調査を行うとともに、東京都、小笠原村等との調整を進めているところでございます。平成三十一年度予算においては、これまでの調査等を踏まえまして、小笠原の拠点機能を強化するため、岸壁を改修するために必要な経費及び宿舎整備に必要な経費を盛り込んでおります。
 今後とも、巡視船、航空機による哨戒を行うとともに、これらの整備を着実に進めまして、小笠原周辺海域の監視警戒に万全を期してまいりたいと思っております。
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酒井庸行#20
○酒井庸行君 本当にとても大切なところだというふうに思いますので、やっぱりこの自然を守るためにもしっかりと、水産庁あるいは海上保安庁にはお願いをしておきたいというふうに思います。
 最後の質問になります。
 もう五十年を経過したこの小笠原でございますけれども、石井大臣も式典等に行かれたというふうに聞いております。難しい言葉で言えば、大臣からのそのときの所感ということになるんでしょうけれども、そのときにどんなふうに、易しい言葉で言えば、どんなふうにお感じになられたのかなと、島々を回って島民の皆さんとお話をされてどんなことをお感じになられたかなということを最後にお聞きして、終わりたいと思います。
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石井啓一#21
○国務大臣(石井啓一君) 小笠原諸島は、昭和四十三年六月の復帰後、五十年余りにわたり特別措置法に基づく振興開発が実施されてきた結果、道路、港湾等のインフラ整備は着実に進んでまいりました。その成果として、現在も旧島民の方々の帰島が続いているほか、Iターンが盛んで、人口は僅かながら増加傾向にございます。
 私、昨年六月三十日に父島で開催をされました小笠原諸島返還五十周年記念式典に出席をいたしまして、地元の方からこれまでの御苦労と御努力についてお聞きをいたしまして、感銘を受けました。
 一方、島の子供たちや働き盛りの若者たちとの交流を通じまして、明るい未来を切り開いていく力が満ちあふれていると感じました。特に、子供たちがたくさん町の中にいらっしゃると。最近めったに見受けられない光景が展開をされておりまして、非常に子育ての環境もいいのだということを実感をいたしました。
 小笠原には、交通アクセスや生活環境面になお課題がございます。今後は、災害対応に万全を期すとともに、子供たちの教育環境の確保のための小中学校の整備、若者の雇用を維持するための産業の振興、交通アクセスの改善等にハード、ソフトの両面から取り組んでいくことが重要と考えているところでございます。
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酒井庸行#22
○酒井庸行君 終わります。
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野田国義#23
○野田国義君 立憲民主党の野田国義です。どうぞよろしくお願いいたします。
 昨日、大相撲でございますが、貴景勝が大関昇進ということでございました。それで、昨日から今日にかけて、口上ですか、挨拶、何を述べるかというのが非常に注目を集めるわけでありますけれども、武士道ということで、義を貫くと、そして、勝っておごらず負けて腐らずというような言葉を口上で述べたということでございまして、相撲道そしてまた人間の道と申しますか、そういう中で是非とも成長して頑張ってほしいなと、そういう思いがし、我々もしっかりやっていかなくちゃいけないなと、この言葉を聞きながら思ったところでございます。
 そこで、私、今回の特措法、御承知のとおり五年に一度と酒井議員から御紹介いただきましたように、五年前も何か質問したような気もするわけでありますけれども。
 特措法、五年あるいは十年に一度延長というような形になっているわけでありますけれども、これ行政評価、政策評価、御承知のとおり、奄美群島は昭和二十九年からですか、それから小笠原諸島は昭和四十四年からずっとこの振興法と申しますか特措法があるわけでございますけれども、私、しっかりとこのPDCA、これを回していくというのが非常に行政をやっていく上で大切なことであると思っておりまして、御案内のとおり、平成十三年に政策の評価法を施行をされたということでございまして、ただ五年がたったから更に延長するということではなくて、しっかりとそこに検証ということが必要であるということを含めて、どういう評価をこの五年間の施策の中でされているのかということを大臣にお聞きしたいと思うところでございます。
 よろしくお願いいたします。
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石井啓一#24
○国務大臣(石井啓一君) 奄美群島、小笠原諸島両地域とも、港湾等のインフラ整備は着実に進んだものの、地理的要因による自然災害への対応が引き続き必要であるとともに、生活面でも依然本土との格差が残されております。
 奄美群島では、前回の改正で奄美群島振興交付金を創設をいたしまして、農林水産物の輸送費や航路、航空路運賃の軽減を支援をしてまいりました。依然として人口流出は続いておりますが、社会減は縮小傾向にございます。また、世界自然遺産登録に向けた取組とも相まって、入り込み客数が着実に増加をいたしまして、平成三十年は過去最高の八十八万人台を記録をしたところでございます。
 小笠原は、本土と約一千キロメートル離れておりまして、交通アクセスや医療等の生活環境面になお課題がございますが、Iターンが盛んで、人口は僅かながら増加傾向が続いております。
 こうした状況を踏まえまして、引き続き両地域の自立的発展に向けまして、災害対応に万全を期すとともに、観光等の豊かな地域資源を生かした産業の振興や交通アクセス等の定住環境の改善にハード、ソフトの両面から取り組むことが必要と考えております。
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野田国義#25
○野田国義君 次に、老朽化した公共施設の維持管理についてお伺いをしたいと思います。
 私も、前の委員会におきまして、予防保全による長寿命化、計画的な更新をやっていかなくてはいけないというようなことを言わせていただいたわけでありますけれども、まさしくここの奄美群島も小笠原諸島もそういう施設、例えば港とか浄水場、あるいはし尿処理場、診療所、保育施設あるいは学校、そういうものがたくさん、もちろん道路や河川というようなものもあるかと思いますけれども、たくさんあるかと思いますけれども、これらをやっぱり予防保全の考えに基づいて早く対応をしておくと、そして長寿命化を図っていくというようなことも必要である。
 新しいものばっかりやっていくんじゃなくて、そういうこともしっかり目配りしながらやっていく必要があるのではなかろうかと思っておるところでございますので、どうなっているのかということを、施設名、あるいは築年数、建て替えの費用、総額等も含めてお聞きできればと思っているところでございます。
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麦島健志#26
○政府参考人(麦島健志君) お答えを申し上げます。
 奄美群島及び小笠原諸島におきましては、復帰以降に整備を進めてきた各種施設が五十年以上経過をいたしまして老朽化が進んでおり、その更新を進めていくことは重要な課題だと認識をしてございます。
 奄美群島におきましては、例えば奄美市を例に取りますと、名瀬港の岸壁の改良工事を平成二十四年度より直轄で実施をしてございます。また、インフラ長寿命化基本計画及び公共施設等総合管理計画に基づきまして、他の公共施設等につきましても防災・安全交付金等を活用し、長寿命化対策等を進めているところでございます。そのほか、行政機関の中枢であります奄美市役所も本年二月に新庁舎が完成したところでございます。
 一方、小笠原諸島でございますが、小笠原諸島振興開発事業費補助金によりまして、母島の沖村浄水場につきまして平成二十年度より建て替えを行っております。また、父島の二見港につきましては平成三十年度より岸壁の改良工事を実施しているところでございます。そのほか、小笠原村の診療所につきましては、平成二十二年五月に新たな診療所を整備、開設をしたところでございます。
 国土交通省といたしましては、住民の安心、快適な生活環境の実現や物流基盤の確保に向けまして、地元自治体と連携しながら、老朽化した公共施設の維持管理が計画的に進められるよう支援をしてまいりたいと考えております。
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野田国義#27
○野田国義君 ありがとうございました。
 引き続きまして、小笠原ですね。こちらは船ということで、約二十四時間ですか、そしておおむね六日に一便のみということでございまして、活性化する、これからですね、小笠原はまた非常に皆さんの期待も高まっていることだと思います。それにはやっぱり、いわゆる飛行場と申しますか、航空路の開設というものが必要になってくるかと思うところでありますけれども、お聞きするところによりますと、何か三案があり、それを検討されているともお伺いをしているところでございますけれども、この飛行場、航空路についてはどのように今講じておられるのかということをお聞きしたいと思います。
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麦島健志#28
○政府参考人(麦島健志君) 航空路についてのお尋ねでございます。
 小笠原諸島は、我が国の排他的経済水域の約三割を確保するなど極めて重要な役割を担っております。交通アクセスの改善は島民生活の安定や離島振興の観点から重要であるというふうに考えてございます。一方、世界自然遺産登録地域でもありますことから、自然環境への影響につきましては十分な検討が必要であるというふうに認識をしてございます。
 小笠原航空路に関しましては、平成三十年七月に開催をされました東京都と小笠原村が設置してございます小笠原航空路協議会におきまして、洲崎という場所を中心に今後一千メートル以下の滑走路案について検討する旨、東京都から報告がなされたところでございます。航空路の実現に向けましては、自然環境への影響や就航機材の確保等の課題に関します十分な検討、及びその検討を通じました関係者間の合意形成を行うことが重要であると認識をしてございます。
 国土交通省といたしましては、東京都が進めます検討についてよくお話を伺いながら、引き続き専門的な見地から助言を行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
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野田国義#29
○野田国義君 開設に向けてしっかり取り組んでいただきたい、また研究もしていただきたいと思うところでございます。
 それから、最後になりますけれども、測候所ですね、奄美名瀬の測候所があるようでございますけれども、警報、注意報などの防災情報を発表をしているわけでありますけれども、防災専門部署の設置はなく、体制は不十分でないかとお聞きをいたします。
 地域の防災・減災対策の拠点強化への必要性からも気象台への格上げや防災専門部署の設置が重要かと考えるわけでございますけれども、この測候所については、どのように今後のことを含めてお考えになっているのかということでお尋ねしたいと思います。
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