蝦名邦晴の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(蝦名邦晴君) お答え申し上げます。
 昨年九月の関西空港の浸水被害などを受けまして、国土交通省では、有識者委員会を設置し、政府全体で実施しております重要インフラの緊急点検結果を踏まえまして専門的観点から検討を重ねまして、昨年十二月の中間取りまとめを経て、今般、四月十日に最終取りまとめを公表いたしたところでございます。
 同取りまとめでは、空港、イマジネーション、いわゆる想像力を十分に働かせた様々な種類の被害想定の必要性、統括的災害マネジメント体制の構築の重要性を基本的な考え方として示すとともに、緊急に着手すべき課題といたしまして、全ての空港関係者を集めた総合対策本部の設置、電源喪失時の対応やアクセス交通途絶時の対応など、機能ごとの対策の検討を柱とした空港BCPの策定、訓練の実施及び訓練により明らかになった課題を踏まえた計画の見直しなどを位置付けております。
 空港BCPの策定状況に関しましては、関空や成田、羽田あるいは福岡、仙台などの航空輸送上重要な空港や、北九州、長崎など四方を海に囲まれて連絡橋により陸地と接続している空港の十六空港につきまして、まずは先行的に三月末を目途に空港のBCPを概成させたところでございます。
 委員御指摘のBCPの策定指針につきましては、主として、人的資源や空港防災に関する知見の少ない地方の管理空港等の小規模な空港管理者が活用することを想定をいたしております。この指針は、この四月に今申し上げました最終取りまとめで示しました空港防災に関する基本的な考え方を踏まえまして、そうした小規模な空港管理者の方々が空港BCPの策定をするに当たって円滑に進められるように、丁寧に御支援を申し上げるということを念頭に置いて策定してまいりたいと考えております。
 他方で、空港のBCPを策定していない空港管理者につきましては、本日開催を予定しておりますけれども、関係各空港の関係者によりまして情報共有の会議の場を設定いたしておりまして、ここで空港BCPの策定作業に着手していただくように要請をすることにいたしております。BCPの策定指針もできる限り早期の策定に努めるとともに、各空港の管理者によりますBCPの策定作業を同時並行で進めてまいりたいというふうに考えております。
 これらを通じまして、大規模な自然災害が発生した場合におきましても、我が国の航空ネットワークを維持し、空港利用者の安全を確保できるように、空港機能の確保に必要なソフト、ハードの対策を進めてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 蝦名邦晴

speaker_id: 25487

日付: 2019-04-25

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会