奥田哲也の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(奥田哲也君) お答え申し上げます。
 オートマチック車につきましては、一九六〇年代にはアメリカで普及し、その後、ヨーロッパや日本で普及してまいりましたが、特に日本におきましては、坂道発進が容易となることや変速操作が不要になることによりハンドル等の運転操作に集中できることの利便性等がユーザーに認知をされまして急速に普及が進み、昭和六十一年には、新車乗用車におけるオートマチック車の割合が五七・一%と初めて五割を超えて、マニュアル車を上回る状況となったというふうに承知をいたしております。
 一方、このようなオートマチック車の急速な普及に伴う車両の急発進、急加速による死亡事故の発生といった状況を受けまして、その現象の原因究明を行うため、昭和六十二年から、当時の運輸省の交通安全公害研究所におきまして、オートマチック車の急発進・急加速に関する試験調査を実施をいたしました。本試験調査におきましては、運輸省に報告があった急発進、急加速等に係るユーザーからの情報でありますとか事故事例千百八件の分析を行いましたほか、十五台の試験車両を用いて様々なオートマチック車の発進、加速性能や制動性能等に関する調査を行ったところでございます。
 調査の結果、突然エンジンの駆動力が増大して車両が加速し、同時にブレーキも利かなくなるような現象は認められず、オートマチック車に共通するような構造、装置に係る欠陥により急発進、急加速現象が引き起こされることはないとの報告が取りまとまったところでございます。一方、その際、ペダル配置も含めた人間工学的配慮に基づく車両の構造の在り方について引き続き検討を行うこと等が検討課題として整理されたところでございます。

発言情報

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発言者: 奥田哲也

speaker_id: 26193

日付: 2019-05-21

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会