星野次彦の発言 (財政金融委員会)
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○政府参考人(星野次彦君) お答え申し上げます。
ただいま委員より、税の三原則について御紹介がございました。一般的には公平、中立、簡素が掲げられることが多く、この三原則が税制全体の在り方の指針となると考えております。ただ、公平、中立、簡素の三原則、常に全てが同時に満たされるものではなく、一つの原則を重視すれば他の原則をある程度損なうことにならざるを得ないというトレードオフの関係に立つ場合もあると考えております。
税制の場合、例えばその消費税の軽減税率制度について申し上げれば、単一税率と比較して複雑であるという指摘もあるところではございますけれども、他方で、いわゆる消費税の逆進性が緩和されていわゆる垂直的公平に配慮しているという点、また、対象品目を酒類、外食を除く飲食料品全体ということで、飲食料品を全て含むこととすることによりまして可能な限り簡素な仕組みとなっているという評価もできるのではないかと考えております。
こうして、軽減税率制度を考える際にも、税制の三原則ということについては考慮に入れながら、制度の仕組みは考えているところでございます。
他方、ポイント還元事業につきましては、これは軽減税率とはまた別の事業として行っているものでございまして、軽減税率制度が複雑になっているということではなくて、そこはきちんとそれぞれの制度趣旨を御説明していくことによって理解を広げて、混乱のないように施行してまいりたいというふうに考えております。