黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) 先ほど申し上げたように、国が国債を発行して、それによって減税をするあるいは公共投資をするということは、需要を拡大するというのはそのとおりなんです。ただ、それが実質GDPを増やすかどうかは、経済がフル操業で完全雇用で、これ以上実質GDPを増やせないときに需要だけ拡大すれば、その分だけ民間投資が減るなり、あるいはインフレによって消費が削減されるなりなるだけで、経済に必ずいい影響が出るかどうかはまさにそのときの財政政策が経済の実情とどのように合っているかによるので、需要を増やすということはそのとおりなんです。ただ、それが経済を実質的に拡大させ成長させるかどうかというのは、あくまでも経済の動向、状況との関係で決まってくると。これは経済学の常識だと思います。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2019-05-09

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会