松川るいの発言 (財政金融委員会)
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○松川るい君 大臣、ありがとうございます。
私は、今回非常に感じたのは、やっぱり長期保有は大事だなと。まさか九八年時点でしっかり、破綻寸前の銀行の保有していた株なんかは、当時日経平均株価七千円台ですから、まさか一兆六千億円の剰余金を二十年たった今出すとその当時思っていただろうかと。違うと思うんですね。今は、今日ちょっと、年末からは下げていますけど、二万一千円台の株価があって、だからこそのこの一兆六千億円の剰余金が、株式の運用、キャピタルインカムとそれから含み益であるキャピタルゲインによって、株価値上がりによる利益によってこのお金が出ていると。
これ、私、この委員会でも何回か質疑させていただいておりますけど、やはり金融商品の長期運用というのを資産形成につくっていくということの重要さというのは、この事実一つ取っても明らかではないかと思うんです。やはり一般の方が手を出しやすい金融商品はつみたてNISAでありまして、このつみたてNISAの、せめて、運用年数が今どんどん減っていく状況にある、これは延長することだけは絶対にやっていかなければならないんじゃないかということを今回改めて思った次第でございます。是非御検討をお願いしたいと思います。
ちょっと時間の関係で、質問の順番変えさせていただきます。
さて、ところでなんですが、この金融再生勘定の中の保有株式、今未処分の株式の含み損が二〇一八年三月末時点で四百十六億円と承知しています。今の話ともちょっとかぶるんですけど、二〇一二年五月時点ではこの含み損は九千億円だった。つまり、約この二十年で含み損が二十分の一に圧縮されたわけです。本当に良かったなと思っております。元をただせば、この金融再生勘定も国民の税金でありまして、できるだけ良い状態でやはり解消していくというのが、元々テンポラリーにつくった金融再生勘定の使命かなと思います。
今、この金融再生勘定、凍結されていると承知しているんですけれど、やはり世界の状況を見回すと、米中の覇権争いというか関税合戦で中国経済は相当傷んでいますし、アメリカも今後は消費者にももしかすると影響が出るかもしれない、まあ米国の経済は比較的安定していますけど。ブレグジットも見通しが不透明で、英国経済、欧州経済も必ずしも明るくありませんし、イランに対するアメリカの制裁で、中近東、非常に厳しい情勢になっていますし、石油価格も上がっていくかなと。
何が言いたいかというと、今後、三万円を狙って株価が上がっていきますねという状況では必ずしもないと思うので、私は是非この凍結は速やかに解除をして、もちろん、簿価が一兆五千七百万円でしたっけ、億円でしたか、あるものを一遍に解消しろということを申し上げているわけでは全然ないんですけれども、やっぱりこれはもう速やかに円滑に処理をしていただきたいと思います。もう国民負担のレベルは超えているんですから、あとは安全な運用をしていただくという観点から、私は速やかかつ適切な処理をお願いしたいと思っておりますが、この点、いかが考えておられるでしょうか。