青山繁晴の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○青山繁晴君 時間の制約で次に移らざるを得ません。
原子力規制委員会の本来の仕事というのはまさしく規制でありまして、これは先ほどの委員長の活動状況の中にもきちんと含まれていたわけです。
問題の一つは原子力規制委員会の規制委員のメンバーですが、これについても、さっき僕は学者で癒着している人はたくさんいましたと申し上げました。癒着の現場も見ています、民間の時代にですね。それがあるから、その専門家を外して、申し訳ないけど、原子力の中でもすごく限られた部分の学者さんであったり、専門家を外すということも、実はこれやらざるを得なかったと思うんですけれども。
しかし、七年たった今、委員がずっと学者ばっかりで、学者ばっかりって大島賢三さんのように外交官もいらっしゃるけれども、基本的には学者中心で、何を言っているかというと、現場を知っている、現場経験の豊かな技術者と言える方がいない。あるいは、先ほどテロリズムに対する危機管理の問題申しましたが、そういう危機管理の専門家もいないです。これ本来は委員の構成というのは、五年の任期終わっていったらどういう人にするかというのは、原子力規制委員会というよりも政府の責任ですけれども。
しかし、これもあえて委員長の見解お伺いしたいのは、例えばその規制の中身が、これはいろんな議論もちろんあるんですけれども、日本は火山国です、火山国で、噴火は当然考えなきゃいけない。その中に破局噴火というものがあります。一々解説しなくてもお分かりになると思います、破局的な噴火ですよね。これは元々は学術用語じゃないんですけれども、一応みんな知っています。大体、日本では、七千年から一万年の間に一回ぐらいの割合で破局噴火が起きているわけです。もう一回言いますが、七千年から一万年に一回ほどの破局噴火です。
それから、ずっと報道も多い活断層ですが、これもいろんな見解がばらばらですけれども、十数年前に一度活動したというようなところを含めて活断層が大問題ということになっていて、それが事実上、原子力規制委員会の新しい規制のメーンになっている印象はあります。メーンじゃないと言われるかもしれないけれども、少なくともそれに多大なコストと時間が使われているのは間違いなくて、そのコストというのは結局電気代に跳ね返っている懸念もというか現状もあります。
そういうことを考えれば、この火山の噴火とか活断層とか、日本はまあ日本列島中活断層ですから本当は空港であっても新幹線であってもみんなその問題があるわけですけれども、世の空気に引きずられて目立つ規制をなさることに神経が行っているんじゃないか。それを漠然と僕は批判しているんじゃなくて、こういう議論をもっと実務的な議論にするために委員の構成をこう考えるということを、これも委員長の御見解として政府側に訴えることがあっていいんじゃないでしょうか。政府を通じて、あるいは国会を通じて国民にお諮りするということがあっていいんじゃないでしょうか。委員長、いかがでしょう。