又市征治の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○又市征治君 一番冒頭に当てていただいてありがとうございます。立憲民主党・民友会・希望の会所属の又市征治です。
調査団の皆さん、大変お疲れさまでございました。
私からは、ベトナム、ラオスを訪問された第一班の皆さんに、特に昨年来大問題になってきました外国人技能実習生の問題に関してお伺いをしたいと思います。
ベトナムからの実習生というのは、国籍別で見ますと第一位、十万人を超えると、こういう状況にあります。しかし、昨年来大問題になったこの実態を見ますと、世界有数の親日国と言われるベトナムとの関係において決していいことではない、これは大変大きな亀裂をもたらしていくような課題になるのではないか、そういう気がいたします。その意味で、今回、ベトナムにおいて日本で学ぶ技能実習生の育成に努めていると言われるエスハイ社を訪問されたのは時宜を得た企画だったんではないか、このように思いますが。
そこで、何点かお伺いをしてまいりますが、これはまず派遣団の皆さんからお聞きすると同時に、あわせて、外務省なりあるいはJICAなりというところからも、それらについてのもし見解があればお伺いしておきたいと思うんです。
まず一つは、日本への技能実習生の派遣に関してベトナム政府自体はどの程度関与をしているのかということがお分かりになる点、お聞かせいただきたい。また、皆さんの印象として、現地での育成状況は、日本での技能実習を行うための準備として十分なものと受け止められているのかどうかということであります。そして、現地では日本での技能実習生の処遇についてどこから情報を得ているのか、どのように評価をしているのかということが大問題だと思うんですね。
御承知のとおり、昨年来の問題になった中では、建設機械あるいは土木の技術を学ぶために建設会社に来たと言ったけれども、何のことはない、連れていかれたのはいきなり福島県で、むしろ原発事故の後処理の作業にどんどん従事させられた、こんな格好だと。逃げ出したいけれども、実際上は、ベトナムにおいて言うならば数年間分の年収に当たる借金をして日本に来ているから逃げ出すこともできない、ほかへ変わろうとしても物が分からない、こういう格好の状況が判明をしてきている、氷山の一角だと思うんですけども。
こんなことをやっていたんじゃ、一番冒頭申し上げたように、世界有数の親日国でありますなんという関係はおかしくなっている、決してその帰った人が、三年間経て帰っていったけども、日本のことを良く言うわけがない、こういう問題があるんだろうと。ですから、今そのことをお聞きをしたわけですが。
そして、外国人の人材を拡大をしようということで法律まで改正をしたわけでありますけれども、本当にこの日本とベトナムとの両国政府がこれらの問題を含めてどういう改善措置をとるべきだというふうにお感じになっていたのか。この点はJICAもあるいは政府にとっても大問題なんだと思いますから、それぞれの見解をお伺いしたい。
以上であります。