小沼廣幸の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○参考人(小沼廣幸君) どうもありがとうございます。
 例えば、例に挙げますと、今人口問題のことをお聞きになりましたけれども、タイを例に取りますと、タイの場合はすごい勢いで高齢化が進んでいます。少子化も進んでいます。特に東南アジアではだんだんその傾向が強くなりつつありますけれども、世界全体的には人口が増えています。先ほども発表しましたけれども、二〇五〇年には約九十七億人ぐらいまで人口が増えるというふうに言われていますけれども、特にその人口の増加は南アジアとサハラ以南のアフリカで起こります。恐らく九〇%以上の人口増加がその二つの地域で起こるというふうに思われています。
 その反面、例えば東南アジアのタイのような国ですと、少子化それから人口の高齢化がどんどん進んでいます。この中で私が一番、今回ちょっとタイに関して話しますけれども、一番気になっていますのは、こういった高齢化それから少子化が進んで、日本は年金制度ですとかあるいは社会福祉制度が非常に整っています。ですから、額はどうとしても、高齢化になっても年金が支給されたり、ほとんどの人たちがほとんど問題なくそういった支援を国から受けられます。
 ところが、タイのような国では、タイであっても年金を受けられる人はほんの一%もいないぐらい、恐らく公務員の人たちが年金を受けられる、それ以外の人たちはどうなるかというと、ほとんど年金も受けられない。それに、同時に高齢化がどんどん進んでいるという事態があります。
 ですから、そういった今まで日本が持ってきたこういった社会福祉制度、そういうもののノウハウがこれからこういった国に対して非常に役に立つ時期が来ているんだと私は思います。

発言情報

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発言者: 小沼廣幸

speaker_id: 24546

日付: 2019-02-28

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会