和田政宗の発言 (内閣委員会)

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○和田政宗君 皆様、おはようございます。早速質問に移らせていただきたいというふうに思います。自由民主党・国民の声の和田政宗でございます。
 昨日は三月十一日でございました。東日本大震災から八年でありました。私は、宮城県名取市の追悼式に参列をしてまいりました。実は私、参議院議員になってから、一回、石巻の追悼式に出席をいたしましたが、そのほかは名取市の追悼式に毎年出席をしております。
 というのは、実は私、前職がNHKのアナウンサーでございましたけれども、名取市の閖上という大きな被害が出た地域によく防災の関係の取材に行っておりまして、町内会の方々とも非常に親しくなり、NHKのアナウンサーとしての立場というよりも、私は防災士等も持っているものですから、防災に詳しい人間としていろいろ、いざ地震が起きた、津波があったというときにどういうような避難を取り得るのか、そういったことをいろいろ議論をしたり、話し合っていたわけでございますが、実際に東日本大震災が起きて、この閖上は人口が七千百三人でございましたが、八百四十五人の方がお亡くなりになるという非常に痛ましいことになりました。
 本当に私も悔いが残る形でございまして、そういったことから、何としても政治の力で人の命を守る防災を構築していかなくてはならない、そういった思いで立候補をして、議席をいただいたわけでございます。
 昨日、名取市の追悼式で、御遺族代表の、閖上にお住まいがあった小野さんという方が御遺族代表で述べていらっしゃったんですけれども、お父様を震災で亡くしました。御自身はお父様と一緒にプロパンガスなどを販売する商店を営んでおりまして、地震が起きて、その小野さんは消防団の団員でありましたので、いろいろ避難の呼びかけですとか、足腰が悪くてなかなか避難が自らはおできにならないという方を例えば消防団の車両に乗せて運んだりですとか、そういったことをされている方でした。お父様は、プロパンガスを納入しているそれぞれの民家でプロパンの被害がないかということでチェックをして回っていらっしゃって、小野さんがお父さんを見付けて、お父さん、もう逃げないとまずいよというようなことを言って、お父さんはそうだなということを言ったそうなんですけれども、結局、津波の襲来に間に合わなかったということでございました。
 東日本大震災では、なぜ逃げなかったのかというところが問われるわけでございまして、これは私も速やかに逃げるべきだというようなことだというふうに、当然、防災に携わる者、これは防災に詳しい者、また政治家としてもそういうふうに思うわけでございますが、そういうなぜ逃げなかったのか、そういうような原因も含めてしっかりと直視をしないと、また、逃げてくださいと言っても、そういう責任感が強い方は、いや、といってもやはり火が出たら終わりじゃないかというようなことでそのチェックをし、また逃げ遅れて命を失うというようなこと、こういったこともあり得るというふうに思いますので、しっかりともうとにかく逃げるんだというようなことを周知徹底をするとともに、東日本大震災で逃げなかった方々がなぜ逃げなかったのかということ、そういったことをもう一度分析をしていただければというふうに思っております。
 そこで、内閣府にお聞きをしたいというふうに思いますが、東日本大震災から八年がたっております。防災についての決意を改めてお伺いできればと思います。

発言情報

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発言者: 和田政宗

speaker_id: 10590

日付: 2019-03-12

院: 参議院

会議名: 内閣委員会