平井卓也の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(平井卓也君) 私も、就任してこの半年、いろんな方々のお話を聞いたりする中で、やっぱり危機感を持たざるを得ない状況であるということは間違いありません。
 世界においては、知の融合、破壊的イノベーションの急速な進展、創業の役割変化、いわゆるプラットフォームの急拡大と実体経済への進出、これはもう根本的なゲームチェンジだと思います。また、それが各国の競争の源泉になっているという、競争力の源泉になっているということも認めなければなりません。
 一方、我が国のイノベーションの取組は、一定程度進んではいるんですが、社会、産業構造の変化をもたらす大きなビジネスや新しい価値の創造という意味では非常にまだ弱いというふうに思います。これまでの延長線上で科学技術イノベーション政策を進めることの限界が露呈していると思います。
 このため、統合イノベーション戦略においては、データ連携から国際展開に至るまで関係政策を統合して、ソサエティー五・〇という大目標の下、AIの活用、大学改革、ムーンショット型研究開発など重点項目を掲げて、我が国を世界で最もイノベーションに適した国へと導くべく各種政策に取り組むこととしています。
 これまでも、官房長官を中心に統合イノベーション戦略推進会議を三回にわたり開催して、統合イノベーション戦略の実行に向けて議論をしてまいりました。私も、こういう状況の中ではやっぱりできるだけ現場の方々の話を直接聞いて政策をつくっていかなきゃいかぬということで、直接私がお話を伺うピッチ・ツー・ザ・ミニスター、平井ピッチと私は呼んでいますが、ここを開催をさせていただきまして、創造する未来社会からバックキャスト的にイノベーションを起こしていけるような技術開発と環境整備を制度変更も含めて考えていかなければならぬというふうに思っています。
 今後、AI、バイオ、量子の三分野における戦略を策定するとともに、ガバナンス強化、人事給与マネジメント改革、民間資金獲得のためのインセンティブ付与等の大学改革、野心的な構想を掲げ挑戦的な研究開発を推進するムーンショット型研究開発制度の創設、そして世界に伍するスタートアップエコシステムの拠点形成、これも非常に重要だと思っておりまして、関係省庁と協力、連携して政策を加速化させていきたいと考えております。

発言情報

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発言者: 平井卓也

speaker_id: 33385

日付: 2019-03-12

院: 参議院

会議名: 内閣委員会