中村格の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(中村格君) お答え申し上げます。
後段の御質問でございます留置施設の点検のお話でございますが、この事案につきましては、被留置者の動静監視の徹底を欠いた、そういったことのために、弁護人の面会終了後に被留置者が警察署留置施設の面会室から仕切り板を外して逃走をしたというものでございました。このような事案は地域住民の方々に極めて大きな不安を与えるものでございまして、あってはならないものと認識をしておりますし、重く受け止めておるところでございます。
私ども警察庁といたしましては、事案の発生直後に、全ての都道府県警察に対しまして、各留置施設内の面会室の仕切りの強度、あるいは弁護人の面会終了後、弁護人の方が面会室から退出したことを留置部門において直ちに把握できる措置が講じられているかどうか等の事柄につきまして、緊急に点検を行うよう指示をいたしたところでございます。
その結果、一部府県におきまして、面会室に脆弱性が認められる箇所あるいは弁護人等の面会の終了の把握が不確実な例等が見られましたことから、各施設の状況に応じて直ちに面会室の改修あるいは弁護人等への面会証の交付等の必要な措置を講じた、その関係の府県で講じられたというふうに認識をしております。また、点検を通じて警察庁として把握をできました好事例につきましてはまとめて全国警察にも情報提供をいたしまして、現場の意識向上に努めているところでございます。
ただ、今回のような事案を防止するということにつきましては、以上申し上げたようなハード面の改善以前の問題といたしまして、職員が一層の緊張感を持って基本にのっとった着実な職務執行に当たることが何よりも重要であると考えておりまして、その点についても各種会議、研修等を通じて改めて指示をいたしたところでございます。
以上のような取組を通じまして、留置施設の管理運営等が適正に、また確実に行われるよう、引き続き指導を徹底してまいりたいと考えております。