鈴木俊一の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(鈴木俊一君) 復興オリンピック・パラリンピック、これは二〇二〇年東京大会の最も重要なテーマの一つであります。被災地出身の者といたしまして、被災地と東京オリンピック・パラリンピックの距離を縮めて、真の復興オリンピック・パラリンピックとなるように取り組んでまいりたいと考えております。
先ほど申し上げましたとおり、被災地にはまだまだ御苦労をされている方々がいらっしゃいます。被災地の皆様には、オリンピック、パラリンピックの持つスポーツの魅力や、障害を負った選手が最高のパフォーマンスを発揮する姿から得られる感動、勇気を感じていただければと思っております。そうしたものは必ずや被災者の皆様方を励まし、希望を与えることになるのだろうと思っております。初めからオリンピック、パラリンピックには関係がないということで注目されなければ、そうした感動も味わっていただけないわけでありますので、その感動を味わっていただけますように、私としては被災地とオリンピック、パラリンピックの距離を縮めていきたいと思っております。
どのようにしてその距離を縮めるかということでありますが、具体的には、一つはホストタウンであります。東日本大震災の際、多くの国、地域からいただいた御支援、そうしたものに感謝を込めて、復興しつつある姿を見ていただきながら交流を行う復興「ありがとう」ホストタウンを立ち上げ、これにより交流を進める自治体も増えてまいりました。関係国の方々が現地を訪れて交流することになれば、オリンピック、パラリンピックへの関心も被災地の皆さんも高まると思っております。
また、被災地の食材を選手村で活用したり、被災三県の木材を新しく建てられます国立競技場のエントランスゲートの軒、ひさしに用いたり、被災地のものを積極的に活用してまいります。被災地の生産者にとりまして、自らが生産したものが食べられ、また使われるということは一つの励み、喜びにもつながるものと思っています。
さらに、被災地を駆け抜ける聖火リレーや東京二〇二〇ライブサイトの開催など、被災地での取組を進めることによって、多くの被災者の方々がオリンピック、パラリンピックを身近に感じ、被災地と距離を縮めていくことにつながるのではないかと期待をいたしております。
こうしたことを積み重ねていくことによって、閣議決定されました基本方針にあります被災地の復興の後押し、それと発信につなげてまいりたいと思っております。