矢田わか子の発言 (内閣委員会)

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○矢田わか子君 国民民主党・新緑風会、矢田わか子です。
 今日、まず企業主導型保育事業の改善についてお伺いをしていきたいと思います。
 この企業主導型保育所、制度のスタートから三年が経過しました。運営上の問題点も明らかになり、三月十八日には企業主導型保育事業の円滑な実施に向けた検討委員会から報告が出され、そして四月二十三日には会計検査院からも改善の処置要求が行われております。
 これを踏まえて、今後、自治体との連携の強化、地域における保育需要の的確な把握、保育に関わる様々な基準の遵守、あるいは日常的な管理監督体制の改善がなされていくと思います。この内閣委員会でももう十分に論議をしてきましたので、それについては御期待を申し上げておきたいというふうに思います。
 今日は、資料一にお示しをしましたとおり、この企業主導型ではなく、企業主導型が始まる前から行っている事業所内保育所の件について、現場からも多くの要望が来ていますので、課題を指摘し、御意見を申し上げたいと思います。
 資料一を御覧ください。この事業所内保育所は、もう会社の企業が自分たちの責任において、早くから、法律が施行される前から自分たちの労働者を確保するということも含めて運用してきたものであります。これでいうと、この表でいくと、もう早くは平成十九年度から制度は開始されておりまして、いろんな運営への助成等も行われるようになってきたわけなんですが、実質的に今、電機産業の中でも多くのこの事業所内保育所持っている会社があります。今は公的な支援を受けているところも多いんですが、ただ、早くから始めたばかりに、この事業所内保育所というのは、年齢の制限なく、そして雇用する従業員の子供が半数以上であればいいという要件で、地域の方も預かりながら、期限付なわけです。したがって、助成受けれても、ある程度は受けれるんです、五年までは手厚く、そして十年まではその半額にということで受けれますが、もう打切りが必ず来るというようなものであります。
 したがって、早くから始めたところほどもう既に打ち切られてしまって、一切助成がなく、企業が持ち出しで運営をしているというような状況であります。病院や企業独自で運用してきた託児所も、今やその病院や企業が持ち出し金を独自で負担をしながら、何とかかつかつでやっているという現状になっております。
 例えば、一つ、企業内の保育所で富士通の例等を挙げたいんですけれども、この富士通の保育所なんかも二〇〇三年に設置をされておりまして、もう今、十三年間、補助を受けてきてやってきたんですが、三年前に助成金が打切りとなりまして、運営者の負担、保護者の負担が年々増加しているという現状にあります。企業の持ち出しは二千万とも三千万とも言われているということであります。
 企業主導型、これからスタートするものの方は運営の助成は継続的にされていくという仕組みになっておりまして、更新さえすれば延々と基準満たしていれば助成が行われるわけであります。そうなると、先に始めた事業所内保育所からは、なぜ、私たちには助成が打ち切られるのにどういうことだという声が上がるわけです。
 したがって、今の第一の要望は、企業主導型保育所に切替えができないのかということなんです。事業所の方を一旦閉じて、そして企業主導型に持っていくと。閉じるということは、一旦退出、退園してもらわなくちゃいけない、迷惑が掛かりますから、これ円滑に切り替えることを是非御要望したいという声が上がっているのと、もしそれができないのであれば、早くから始めた事業所内保育所にも更新の手続ということで同じように公平に助成をしてほしい、引き続きほしいという声であります。
 しかも、財源が、事業所内保育所は労働保険の特別会計ですが、この企業主導型は事業主の拠出金ですよね。拠出しているにもかかわらず恩恵が受けれていない、この点も踏まえて是非何らかの対策が必要だというふうに思いますが、御見解をお願いします。

発言情報

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発言者: 矢田わか子

speaker_id: 21767

日付: 2019-06-11

院: 参議院

会議名: 内閣委員会