小川勝也の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○小川勝也君 委員会の皆さん、おはようございます。立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。
 前の質問の間にちょっと準備をしようと思っておりましたら、今日は一番バッターでございましたので、心の準備ができないままマイクの前に立たせていただいております。
 今日は与党の皆さんが質問しないということでありますけれども、このやっぱり一般質疑というのは大変有り難いなというふうに思っています。そこはかとなく日頃思っていることを、大臣を始め農林水産省の皆さんと様々な形で、議事録に残る形で意見交換ができるということで、大変有意義な機会かと思っています。ばらばらのテーマでありますけれども、思い付くままに幾つか議論をさせていただきたいと思っております。
 今日は、朝、鉢呂吉雄委員と一緒に部会で国有林の説明を受けておりました。国有林の改革や林業のときにいつも議題になるのは、高性能林業機械の話であります。私も興味がありますので、いわゆる林業機械展などというのも数回見に行きました。
 そのときに気になったのは、本当にすばらしい機械が誕生しているんですけれども、国産の比率が低くなっているということであります。予算委員会でパネルを持って議論をしたこともございますけれども、いわゆる最先端のすばらしい林業機械は、おおむねドイツ、オーストリアを始めとするヨーロッパ製でありました。一部、国産のフォワーダやグラップルなんかは頑張っています。
 それと同時に、私たちの国の農林水産業の来し方と行く末を考えたときに、やはり機械化が大きな革命的な衝撃を与えてきたということを抜きには議論できないわけであります。私の家は鍛冶屋でありましたので、当時は耕運機ぐらいしかない時代に私は子供でした。テーラーなんというのがあって、あるいはそこに人が乗っかって後ろにいろんなものをくっつけたり、そしてトラクター、その前は私の鉄工所の前を馬が行き来している時代でありました。そんな中で、AIとかドローンとか、この委員会でも議論させていただいてまいりましたけれども、まだまだ機械化あるいはAI化、どんどんどんどん農林水産業を取り巻く姿も変わっていくんだろうというふうに思っています。
 思い付くままに今、林業機械の話からスタートをいたしましたけれども、私が興味を持っている関係だけでも、例えば酪農における搾乳ロボット、ミルキングパーラー及びシステム、それから、私も再三議論させていただいておりますけれども、木質バイオマスを利用するときのボイラー、それから、大臣にも政務官にも議論をさせていただいてまいりましたけれども、家畜ふん尿を利用するバイオガスのプラント。あるいは、私たちの国の国産の機械、トラクターメーカーも頑張っておりますけれども、大手の皆さんの主たる販売マーケットは本州、四国、九州でありまして、北海道の大型の農業の経営体では外国製のトラクターが主流となっています。そういうことを踏まえますと、いわゆる国産のものではないものに相当依拠しているというふうに現状判断せざるを得ません。
 私たちの国は、いわゆる工業国、機械、こういうものをつくるのは大変得意な国だったというふうに教えられながら育ってきた身としては、これから先はどうなっていくのかなというふうにちょっと寂しい気もいたします。遅れている分野、あるいは全く採算が取れない分野にいわゆる国産のメーカーが努力をするのはナンセンスでありますけれども、将来この分野でこういうものをつくれれば輸出にも転換できるという部分がないわけではないというふうに思っています。
 いわゆる工作機械や産業用機械、ロボットは一義的には経済産業省が所管する分野だということは知悉いたしておりますけれども、少なくとも農林水産関係については、大臣始めほかの関係各位も関心がないわけではないというふうに勝手に想像させていただいて、農林水産省として、第一次産業、農林水産関係機械のいわゆる国産化の部分がどういう状況にあるか、あるいは輸入の機材に頼っている姿にどんな懸念を持ち、そして将来的にはどんな展望を持っておられるのか、教えていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 119815007X00620190416_005

発言者: 小川勝也

speaker_id: 4765

日付: 2019-04-16

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会