小川勝也の発言 (農林水産委員会)
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○小川勝也君 これは釈迦に説法ですけれども、野生鳥獣は実は人間のことを怖がっています。ですから、かつて中山間エリアにたくさんの人が住んで、そこで耕作あるいは林業を含めて生活をしておられたときには、なかなか彼らも出てこられなかったんですね。ですから、寂しいかな、我々の国はそういう奥地や中山間の上の方には人がどんどん住まなくなっていくという前提で国づくりやあるいは農林水産政策を論じなきゃならないというふうに考えますと、我々としては、第一希望ではありませんけれども、電柵に頼っていく姿は容易に想像ができるんだろうというふうに思っています。
効率的な配置の仕方、あるいは効果的な事例の集約など、これは残念ながら重要な仕事だろうというふうに思いますので、引き続き様々な知見をいわゆる集めていくような事業にしていただければというふうに思っています。
中山間に人がいなくなります。これは宿命と先ほど申し上げました。かつて、農林水産大臣にはゾーニングの大切さについて議論をさせていただきました。全ての人工林を守れないのと同じように、天然林に変えていくところが出てくるだろう、そして中山間地の一部の中には耕作を放棄して森に返す場所も、残念ながら諦めて施策を取っていかなきゃならない場所もありますよ、しかし我々として死守しなきゃならない中山間はエリアを決めてしっかり守っていきましょうという議論もさせていただきました。どんなに機械化が進んでも、ドローンやAIが進んでも、人がいなければ耕作はできません。しかし、中山間の持つそのバッファーのエリアや、あるいは食料生産、自給率を保つという意味でいうと大変重要な施策であります。人がいなくなるという前提であればあるほど、この中山間地の政策が大事だろうというふうに思っています。
私も、思い付きではありますけれども、いわゆる和牛の放牧の事例なども映像で幾つか紹介されたのを見させていただきました。あるいは、ヤギに雑草を食べてもらっているという映像もあります。どこまで生産的かは分かりませんけれども、何かトライをしないと中山間地の未来が論じることができないという状況まで追い込まれているというふうに思っています。
早め早めの対策をお願いするという意味におきまして、吉川大臣に中山間地対策しっかりと取り組んでいただきたいという意味で、御答弁をお願いをしたいと思います。