小川勝也の発言 (農林水産委員会)

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○小川勝也君 安倍総理とトランプ大統領の関係性や、あるいは日本とアメリカとの関係、あるいは河野大臣や茂木大臣がどういう方向性なのかというのはみんな分かっているんです。八月、参議院選挙が終わった後発表されてからでは遅いので、吉川大臣は体を張って、全国の農業者及び関係者の思いを体して、心ある農林水産省の役人の方と力を合わせて最後の最後まで抵抗していただきたいと思います。矢折れ刀尽きるまで、吉川貴盛ここにあり、期待をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 国有林の在り方について質問させていただきたいと思います。
 私も思いが強いこの法案であります。政権を我々がお預かりしたのがちょうど十年前でしたでしょうか、今日の伐期を迎えるということを容易に想像できたわけでありますので、様々な観点から準備を急ぐようにということでいろんな努力を続けさせていただきました。田名部匡代筆頭理事もその当事者の一人であったかと思います。そして、その方向性に向けて御努力をいただいてきたこともよく分かるわけであります。
 しかしながら、第二次安倍政権、二〇一二年以降、いわゆる農林水産省政策や一次産業政策に横やりが入るようになって、林野庁の方向性については一〇〇%支持したいわけでありますけれども、心配な点が多々あります。そして、思いのまま準備をできているのかどうか、心配な点もたくさんあります。
 まず確認をさせていただかなければならないのは、伐期を迎えたので木を利用する、これは当たり前のことでありますけれども、国有林、民有林含めて、森林の持つ多面的機能という言葉があります。この言葉が一番重い。そして、民有林は、法律で切るなというふうに縛るわけにはまいりません。ですので、国有林の役割は更に大きいわけであります。しっかりと国土を保全する、国民に水を提供する、空気を提供する、そして災害を防止する、そして次の世代にしっかりすばらしい森を残す、こういうことが大切なわけであります。
 私は、その国有林から搬出される森林資源を最大限に利用すべきというふうにずうっと申し上げてきた立場であります。そんな立場の私だから余計説得力があるかなというふうにも思っておりますけれども、この五十年に一回のチャンス、木を切るぞ、使うぞということだけではなくて、しっかりと反省点、これを踏まえながら新たな森づくりの一歩、これが今回の法案だと私は思います。
 それで、五十年前、六十年前の反省は幾つもあります。一つは、木を切り過ぎたということ。そして、足りない、売れるということでどんどんどんどん木を切りました。そしてまた、五十年後、六十年後、いい材価が山や里にいわゆる富をもたらすのではないかということで、せっせこせっせこ針葉樹を植えました。これはいわゆる拡大造林と言われる言葉であります。今、しっかりと地に足を付けて、三十年後、五十年後、百年後を見据えたときに、全ての山を針葉樹にする必要はありません。これは林野庁の方針の中にしっかりと書かれているわけであります。
 ですから、人工林として有り難く切って、植えて、使わせてもらうところ、そして林野庁が言う天然林に近い形でこの後残していきたいと思うところ、あるいは針広混交林として残していくところ、これをしっかりゾーニングをしていくことが私は大事なんだろうというふうに思います。
 このゾーニングから、今回新たに法律に加わります樹木採取区、この指定についてどういう方針で決定されたのか、林野庁長官にまず確認をさせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 小川勝也

speaker_id: 4765

日付: 2019-05-30

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会