牧元幸司の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(牧元幸司君) 木材価格への影響の御懸念でございます。
これにつきましては、まず、今回の制度につきましては、今後国有林からの材の供給を増やしていくという中で、その材の供給の増加分の一部について今回新しい仕組みを導入をするという考え方でございます。加えまして、今回の樹木採取権を取得するためには、川中、川下の事業者とも連携をして、しっかりこの需要が確保されているということも要件になっているところでございます。これらを通じまして措置をすることによりまして、木材価格に影響を与えることなく国有林からの安定的な材の供給を図ってまいりたいと考えております。
なお、委員から御懸念として示されましたその国有林としての調整弁という御指摘でございます。
これにつきましては、地域の木材需給の状況によりまして木材価格が大きく変動した場合に国有林の供給調整機能を発揮させるために、これは林野庁また各森林管理局におきまして国有林材の供給調整検討委員会を設置をしているところでございます。これまでも、必要に応じまして立木販売を前倒しして実施する等の供給調整を行っているところでございます。
今回の樹木採取区からの供給につきましては、先ほど御説明を申し上げましたように、今後増加する国有林材の増加分の一部を対象とするものでございまして、全体に占める割合はそれほど大きくないということもございます。また、新規に需要を開拓しようとする川中、川下の事業者に対しまして協定に基づき供給をするということでございますので、供給先が決まっておりまして、直接原木価格の変動を誘発するものではないというふうに考えておりますが、したがいまして、供給調整をこの樹木採取区からの供給において調整をするということは想定されにくいと考えているところでございますが、さはさりながら、国有林全体として供給調整対策を行う必要があるという場合には、その必要に応じまして樹木採取権者と調整を行う考えでございます。