内山宙の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(内山宙君) 失敗かどうかということについては、ちょっと当事者としては何とも申し上げられないんですけれども、じゃ、今回のその改正案、変更案というのは確かに非常に分かりにくくて、もうキメラのようにぐちゃぐちゃになってしまっているというのは、それは確かにそのとおりではあるんですけれども、3プラス2自体はそれなりにずっと中教審で議論もされてきたことですし、まあ頑張っていただければなというふうに思っているところなんです。
 ただ、在学中受験が通るんだったらもう私は手を引こうと思っていたというふうに先ほど申し上げたわけですけれども、ただ、ほかの方法もないわけではないわけでして、一番、ロースクールの人気が低迷しているというのは、やはり予備試験が本来と違う趣旨で使われてしまっているということで、ロースクール生も受験できるわけですね、予備試験というのは。元々の趣旨から考えますと、ロースクールに行けないような金銭的な事情であるとか仕事があるとか、そういった人が行けるようにという制度ですので、ロースクール在学生は予備試験受験できないということにしても何も問題ないのではないかと。そこをまずやると。
 先ほど、一番最初に韓国のお話をさせていただいたんですが、韓国は、日本は予備試験で失敗しているということでやらなかったんですね。ということを考えると、それも一つのやり方なのかなというふうにも思ったりしますので、いきなり全部なくしてしまいますと、これまで実務家がこれだけ法曹養成に取り組もうというふうになってきたこの成果を全く無に帰してしまうことになりますし、まだ、言っても日本では十七年くらいという歴史しかありません。アメリカでは百年からの法曹養成の歴史というのがロースクールでやっているわけですので、そういったところでもう少し成果を見ていただけたらなというふうには思います。

発言情報

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発言者: 内山宙

speaker_id: 1559

日付: 2019-05-23

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会