山下貴司の発言 (法務委員会)
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○国務大臣(山下貴司君) お答えいたします。
御指摘のとおり、司法書士の先生方は、その業務内容の拡大に伴い、以前にも増して社会において重要な役割を果たされるようになってきております。
具体的には、委員御指摘のとおり、平成十四年の司法書士法の改正において、一定の研修を受講した上、能力を有するとして法務大臣の認定を受けたいわゆる認定司法書士については、簡易裁判所における訴訟代理等の権限が付与されることになり、その認定司法書士の先生方の数は昨年末時点で一万七千人となっております。また、司法書士の成年後見、財産管理業務への関与も大幅に増加しておりまして、平成二十九年には、成年後見に就任した者のうち、先ほど最高裁の局長から御紹介ありましたように、司法書士の先生方が占める割合は約三割に及んでいるということでございます。
また、最近では、所有者不明土地問題の解決等のため登記制度の適正化が重要な課題となっており、昨年成立した所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法に基づく事業の実施に当たっては相続人の探索に関する業務も担っていただいているということでございまして、司法書士の先生方はより一層社会に貢献する主体として活躍されているものと認識しております。
さらに、司法書士の先生方の相談業務の在り方については様々な意見や議論があることは承知しているところでございます。高齢化社会の進展など社会全体が大きく変化し、これに伴って司法書士を取り巻く状況にも大きな変化が生まれているという状況も踏まえ、引き続き、先生の御指摘も踏まえて、司法書士と関連他士業との相互連携の状況なども見定めながら、各専門職者がその専門性を発揮して我が国社会に貢献していくことができるよう検討を深めてまいりたいと考えております。