佐々木聖子の発言 (法務委員会)
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○政府参考人(佐々木聖子君) お話のとおり、三十年の失踪者数は昨年より増加していますが、平成二十九年末時点での技能実習生の在留者数そのものが平成二十八年末に比べて約五万四千人増加していることが一因であると考えられます。
その前提で、新制度下で技能実習を開始した者の失踪割合というのは、旧制度下の実習を開始した者に比べて低い傾向が見られます。数字を御紹介申し上げます。平成二十九年に新規入国した技能実習法の適用を受けない旧制度の技能実習生のうち、入国したその同年中に失踪した者の割合は約〇・九%でした。これに対しまして、平成三十年の同じ数値は約〇・五%であり、新制度の割合の方が低くなっています。
また、もう一つの比較でございますけれども、平成三十年の二月から三月までの時期といいますのは、新制度の新規入国者が相当数いたほか、技能実習法の経過措置によりまして旧制度の新規入国者も相当数いたところでした。この時期の新規入国した旧制度と新制度の技能実習生について、新規入国から一年が経過した平成三十一年二月末時点の失踪をする割合を見ると、旧制度が約三・三%、新制度が約一・四%と、新制度の方の割合が低くなります。
このように、新制度、一定の成果があると認められますけれども、なお失踪者が発生しているところでございまして、引き続き適正化に努めてまいります。