有田芳生の発言 (法務委員会)

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○有田芳生君 立憲民主党の有田芳生です。
 大臣、私はこの委員会で、去年から何度も何度も技能実習制度の総括なしに新しい制度の施行は問題があるんじゃないかということを指摘をしてきましたけれども、しかし、もう実際に新しい制度始まっているという状況の下で、去年から問題になってきた技能実習生の失踪、あるいはパワハラ、セクハラ、あるいは死亡事故などなど、そういった異常な事態を本当に政府が総括できているんだろうかという疑問は今でも残念ながら払拭できておりません。何度も会議を開いていただいて、政務官中心にして、報告書を拝見をいたしました。その問題点あるいは課題ということについては、これから小川委員を始めとしてほかの委員の方々が具体的に聞いていかれるというふうに思っております。
 私は、その前に、ちょっと大きな枠組みでこの技能実習制度の問題、あるいは特定技能の問題を考えたときに、これは非常に日本国内では労働力が不足をしていて、それを移民と言うか言わないか、私は事実上の移民だというふうに思っておりますけれども、そういった課題にどのように前向きに取り組んでいくのか。事海外から日本に来て働いてくださる皆さんですから、その人たちが気持ちよく働いて、本当に生きがいを持って日本で充実した仕事をやっていただくという、それを実現しなければいけないという立場なんですが、しかし、大きなアジアという枠組みで捉えたときに、かなり厳しい状況が出てくるんではないかということを思っております。
 例えば沖縄なんかでは、宿泊でも非常に人材が不足をしていて、今那覇の市内でもどんどんどんどん新しいホテルが建築をされていて、まあ完成したところもあるんだけれども、ネパールから来た人たちがかなりフロントなんかで働いていらっしゃる。面白いなと思ったのは、AIの時代ですから、人間がフロントにいなくて怪獣みたいなロボットがいて、それで十分対応できるという、それはそれで御愛きょうも含めて話題になるということでいいんだけれども、問題は介護ですよね。
 介護というのは、もう当たり前のことですけど、人が人のお世話をするわけですから、海外から来ていただいて人のお世話をしていただくときに、これも前、質問いたしましたけれども、例えば認知症の方に対処するときに、日本語能力がこのぐらいというだけではなくて、やはり全人間的な関わり方で理解をしていかないと、例えば認知症の人だったら、おじいちゃん、おばあちゃん、御飯食べたと、ああ、食べましたよと言ったけれども実は食べていなかったり、あるいは逆のことなんかがあるという。これは、突き詰めて言えば、人間存在そのもの、命に関わる仕事ですから、きちんと量だけではなく介護の質を高めていくということはもう決定的に重要だと思うんですよね。
 それで、まずお聞きをしたいんですが、厚労省、よくマスコミでは問題になってきておりますけれども、いわゆる二〇二五年問題というのはどういうことなんでしょうか。

発言情報

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発言者: 有田芳生

speaker_id: 5133

日付: 2019-05-14

院: 参議院

会議名: 法務委員会