山本順三の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(山本順三君) お答えいたします。
 今ほどのお話でございましたけれども、平成三十年の七月豪雨、本当にお年寄りの皆さん方が大勢、避難もできずにお亡くなりになるという場面がたくさんございまして、これに対して、中央防災会議の下でワーキンググループ、その中でいろんな検討をいたしまして、昨年末に報告書をまとめました。その報告書をベースにしてガイドラインを作って、各市町村との連携を取っていこうということでございます。
 今ほどの福知山の話あるいは別府の話、実は全国各地にいろんないい事例がございます。その事例をしっかりとまとめて、それぞれの地域で取り入れてもらうということが大変重要であるというふうに思っておりますけれども、このワーキンググループでは、高齢者等の要配慮者の避難の実効性の確保についてもしっかり議論がなされて、その結果、防災と福祉の連携による高齢者の避難行動の理解促進等の取組を講ずるべきというような提言をいただきました。
 実は、よく今回の議論で出てまいりますけれども、愛媛県の大洲に三善地区というところがありまして、今の話と大体同じなんですけれども、非常に熱心な自治会長さんがいらっしゃって、そして防災士の方々、リーダーがいらっしゃる。そして、避難カード、災害・避難カードというのを作って、いざというときにどういうふうなところに逃げるべきなのかとか、あるいはお年寄り、独り暮らしのお年寄りがどこにいるのか、これもう地域ぐるみでしっかりとふだんから連係プレーを取っていく、そして訓練もちゃんとしていくということで、肱川という常に氾濫等の危険性のある川でありますけれども、そこで今回も水没をした家屋たくさんございましたけれども、一人の犠牲者も出さずにみんなで一緒に逃げるというようなことがございました。そういったことを全国各地に広げていく。別府の事例もそうだと思っております。そのことをしっかりやっていきたいと思っています。
 そのために、以前、山本議員も御提案をいただいておるところでございますけれども、災害時における被災者支援について、内閣府とそれから厚労省、それから国土交通省から成る局長級の連絡会議、これを去年の十月四日に開催いたしまして、情報の共有を行ってきているところでございまして、今後も、今回のワーキンググループの提言を踏まえまして、国土交通省、厚労省が共々に連携をして、現場で取り組んでいただく具体的な内容を提示して、そして、全国各地の大規模氾濫減災協議会及び地域包括支援センター、それからケアマネジャーの円滑な連携の下に取組を実施していくことにいたしておりまして、今後、内閣府といたしましては、関係省庁との連携の下で、このような現地での取組、これを通じて得られた先進的な取組やら課題等を把握をして高齢者等の避難対策の一層の充実に生かしてまいりたいと、このように思っておるところでございます。

発言情報

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発言者: 山本順三

speaker_id: 33169

日付: 2019-02-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会