石上俊雄の発言 (予算委員会)
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○石上俊雄君 今回の予算の歳入六十二兆円、最大の膨らみは消費税が上がるということに行き着くんでしょうけど、今、世の中的に、今日も春闘の先頭が回答が出ましたけど、いろんなところは今厳しいですね。私も今回っていて結構聞きますが、急速にこの景気というか、何か調子悪くなってきている、ブレーキが掛かっているという話を聞きます。米中の関係があって、いろいろ対応が厳しいんだという話は聞くわけですね。そうすると、なかなか今後見込みどおりの税収があるかどうかといったところも課題ということで残ってくるわけでありますので、しっかりとした取組を、プライマリーバランス黒字化というのは重要だというふうに考えておりますから、お願いしたいと思います。
それでは、パネルの下の方をちょっと見ながら、中長期の経済財政に関する試算の分析手法についてちょっとお聞きしたいと思うんですが、ビジネスや学術の世界では、シナリオ作りという、シナリオを分析するという意味では、このベストケースとワーストケースを大体作って、そしてそこの真ん中が、何ですかね、そのまま現状維持というか、BAU、ビジネス・アズ・ユージュアルというか、そんな感じで一般的には作るというふうに思っています。私も何かそんな感じで作ったような気がします、過去、仕事をしているときにですね。
そんな中なんですが、政府から出されたやつをよく見ると、成長実現ケースとベースラインケースの二つしかないんですね。ワーストケースがないんです。黒く書いてあるのは我が事務所で書いたので、ないんです。経済諮問会議の歴代委員には専門家の方も多くおられるわけでありますけれども、委員からこういうことに対して意見されたことがなかったのかどうか、そんなところをお聞きしたいのと、さらには、目標必達には悲観シナリオ、一番、だから今ない部分のところをベースに達成することが一番ベストだというふうに思うんですけれども、先ほど総理が述べられていたプライマリーバランスの黒字化実現に向けて、私たち国民としてはどこを見ていけばいいのかな。多分、ベースラインといったところを見ていくことになるんだろうなと思うんですが、政府もそこをメルクマールということで考えておられるのか、そういう理解でいいのか、茂木大臣、教えていただけませんか。