元榮太一郎の発言 (予算委員会)
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○元榮太一郎君 力強い御答弁、ありがとうございます。在任期間がG20で最長クラスの麻生大臣のリーダーシップに御期待申し上げたいと思います。
次に、日本のインターネット通信の更なる高速化の必要性について、石田総務大臣に伺ってまいります。
日本は、目指すべき未来社会の姿としてソサエティー五・〇を提唱しています。ソサエティー五・〇は、IoTで全ての人と物がつながり、人工知能により必要な情報が必要なときに提供されるようになり、ロボット、自動走行車などの技術で少子高齢化などの様々な課題が克服されるというものです。その意味で通信速度は極めて重要な要素であり、着実に取り組んでいく必要があると思います。
そこで、お配りしている資料四の新聞記事を御覧いただきたいんですが、驚いた記事だったのですが、本年二月十六日の日経の朝刊です。二〇一八年の各国の光回線など高速固定通信の速度について、OECD加盟国三十六か国中、日本は二十三位となっておりまして、二〇一五年における七位から順位を大幅に落としたとの報道です。
日本の通信速度は、光回線への移行が進んだ二〇一五年十二月に毎秒十四メガビット台で頂点に達し、当時はデンマークやオランダなど上位五か国と拮抗していたものの、二〇一八年一月から四月では毎秒十二・六メガビットにとどまっています。その一方で、デンマーク、スウェーデンは毎秒約四十メガビットを記録し、アメリカ、イギリス、台湾やシンガポールも日本を追い越していきました。さらに、動画視聴が増える夜間帯においては、日本は毎秒五メガビット台に速度を低下し、日中平均が毎秒十メガビット未満のロシアと同程度となり、タイやマレーシアには下回ってしまっているという現状です。
こうした原因の一つは、八割弱の光回線シェアを持つNTT東西の接続装置、この接続装置の設備不足にあるというふうに報じられています。有識者も、通信インフラを効率よく整備しなければイノベーション、革新が生まれず、国の競争力が落ちると警鐘を鳴らしていますが、こうした現状について政府はどう受け止めておられるのか、御見解を伺います。