安倍晋三の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、高齢期において生活を支えるものはもちろん年金が大きな柱でございますが、基礎年金と厚生年金あるいは企業年金等がありますが、これについては既に今まで私も答弁をさせていただいたとおりでございまして、もちろん、国民年金だけではなかなか、それは生活費全てを賄うことはできないということについては、お話もさせていただいたところでございます。
これはもう委員も御承知のとおり、まさに給付と負担のバランスでありますが、給付をするためには負担をしていただかなければならない。と同時に、年金というのは、これは年金の保険料と、そして同時に税金を投入する、さらには、年金の積立金と、そしてその運用益でございます。
そこで、今委員がおっしゃったように、若い人たちの給与がふえることというのは、支え手の皆さんの保険料もふえていきますから、年金財政にはプラスになっていくことが当然のことであろうと思います。
そういう点におきましては、この六年間で三百八十万人の方が新たに働き始めた。正社員においても、この六年間で百五十万人ふえました。我々が政権交代前は五十万人正社員が減っていたんですが、百五十万人ふえたことによって、例えばマクロ経済スライドの数字は〇・九から〇・二に大きく、これはある意味では、これを改善と捉えているわけでありますが、数値としては改善した。これは、平均寿命が延びているにもかかわらず、働いている方々の保険料がふえたことによって改善をしているということでありますから、まさに委員がおっしゃったように、経済が成長していくことによって新たな働き手がふえて、まさに働きたい人が仕事ができるという環境をつくることが極めて重要であります。
経済が成長をしていくことによって、先ほど申し上げましたように、四十四兆円運用益が出ているわけでありまして、民主党政権時代の約十倍、運用益は出ている。つまり、しっかりと経済を成長させ、働き手をふやし、雇用をふやし、それでそのことによって当然保険料収入もふえていく、マクロ経済スライドのマイナス分も減っていくということになるわけでございますから、これからもしっかりとふやしていきたい。
そして、最低賃金につきましても、我々、政権を奪還してからこの六年間で百二十五円ふえています。民主党政権時代も、皆さんも頑張ったと思いますよ。皆さんのときには三十六円ふえています。皆さんは三年間で、我々は六年間です。しかし、私たちは倍なんですが、三・五倍最低賃金はふえている、そういうことであります。
経済を成長させ、収入をふやし、そして当然税収も、今、税収もふえてきておりますから……(発言する者あり)