安倍晋三の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) それと、まず、この報告書については、私ももう既に、これを私もいただいておりまして読んでおりますから。私自身は読んでおりますから、わざわざ附箋を入れていただきましたが、これはもう結構です。
そこで、百年安心ということについては、これは平成十六年の改正において行ったわけであります。私は当時、幹事長でございましたが、この際、マクロ経済スライドを導入する上において、その前から議論が始まっておりまして、その前は社会部会長を務めておったこともございますので、この議論には参加をしておりました。
その結果、どういうことが決まったかといえば、マクロ経済スライドを導入することに……(発言する者あり)まあ、ちょっと短くしますが、これは大切なことなので、お答えをさせていただきたい。
国民の皆様に御説明をしなければいけないと思いますが、まさにマクロ経済スライドというのは、将来の平均寿命の延伸あるいは被保険者の増減等を入れて、物価の上昇あるいは賃金の上昇にはついていけないけれども、これはマイナスに残念ながらなっていくわけでありますが、このマイナスをすることによって、いわば持続可能性を担保する、将来の年金受給者の受給額をなるべく確保していくという仕組みを導入したわけでございます。
しかし、デフレ下におきましては、このマクロ経済スライドは……(発言する者あり)今申し上げますから。マクロ経済スライドは発動されなかったのでございますが、安倍政権になって、消費税が引き上がったときに一回、そして、今度初めてしっかりと、賃金スライドが〇・六だったんですが、このマクロ経済スライドのマイナス二と、そして今までのキャリーオーバー分の三を引いてもマイナス一でありまして、これが初めて発動され、プラスになりましたから、いわばより持続可能性が担保されたということでありました。(発言する者あり)
これは、皆さん、討論でありますから、こちらの考え方も述べさせてください。年金の持続可能性について申し上げているわけであります。
そして、そこで……(発言する者あり)済みません、ちょっと座ったままで。私、今、お答えをさせていただいておりますから。まず大切なことを申し上げているわけでありまして。
そして、その上で、財政再検証につきましては、これは五年に一度行います、五年に一度行う。この五年に一度行う財政の再検証については、これは、平均寿命とか出生率、そして支え手の増減もあります。
そして、今度の財政再検証については、在職老齢年金の見直しのオプションについても入れるわけであります。このオプションがどうなるかということも含めて議論をしていくということ、今、厚労大臣がそのように答弁をしているというふうに私は承知をしています。私自身はこれはまだ、もちろん、財政検証をしている最中でありますから、その報告は受けてはおりません。
そして、じゃ、いつ出すかということにつきましては、政治の状況とかかわらず、しっかりと専門家が出てきて数理計算をしていく上においての大切な検証でございますから、それを政治とはかかわらず、政局とはかかわらず、しっかりとこれは検証していただき、報告をしてもらいたい、このように考えております。