茂木敏充の発言 (外務委員会)
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○茂木国務大臣 日米貿易交渉においては、もちろん最初からライトハイザー通商代表との間で意見の一致を見ていたわけではなくて、まさに国益と国益、これがぶつかり合う大変厳しい交渉であったと思っております。ただ、最終的には、この日米貿易協定、日米双方にとってウイン・ウインかつバランスのとれた協定になったと考えております。
その上で、我が国として守るべきものという観点で申し上げますと、日本の農林水産品については、全て過去の経済連携協定の範囲内におさまっております。そしてまた、これまでもさまざまな貿易交渉、常に焦点になってまいりました米、日本にとってまさに一番の聖域であります。この米については調製品も含めて完全除外、さらには、林産品、水産品、そしてTPPワイド関税割当て対象の三十三品目など、全く譲許しておりません。
さらに、かち取った、こういう観点で申し上げますと、工業品については、日本企業の輸出関心が高く貿易量も多い品目を中心に早期の関税撤廃そして削減が実現しました。
また、厳しい原産地規則、保護主義でグローバルなサプライチェーンをゆがめるような措置を幅広く排除した、日本が主導する自由で公正な貿易体制を維持した点でも大きな意義があったと考えております。
このような交渉結果につきまして、経済界、自動車工業会等からも、我が国の自動車産業にとっても日本の貿易を安定的に発展させるものと評価をしてもらっておりますし、また、鈴木委員の方からもお話ありましたように、農家の皆さんにとっても、JA全中の談話のように、生産現場が安心できる、こう評価してもらえる内容になった、このように考えております。