小泉進次郎の発言 (環境委員会)
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○小泉国務大臣 今、伊藤委員からは、気候変動の取組、一・五度、二・〇、そしてSDGs、これとの関係性というお話がありましたが、気候変動問題を、経済的、社会的課題解決へのシナジーを追求しながら取り組むことでSDGsの達成につなげていく、最近、気候変動掛けるXという形で表現をしていますが、こういったことが重要だと認識を持っています。
パリ協定では、世界共通の長期目標として、工業化前からの平均気温の上昇を二度より十分下方に保持し、一・五度に抑える努力を追求するとしています。IPCCは、このパリ協定の長期目標を受け、一・五度と二度との影響の違いについての知見を取りまとめた一・五度特別報告書を公表しています。この報告書では、さまざまな気候変動対策が多くのSDGsとのシナジー効果やトレードオフがあり得ることも指摘しています。
こうしたIPCCの指摘を踏まえれば、我が国の気候変動対策は、経済的、社会的課題解決とのシナジーを追求しながら取り組むことにより、SDGsの達成につなげていくことが重要だと考えています。
まさに気候変動掛けるX、この例として三つ短く御紹介をすれば、サーキュラーエコノミー、循環型経済でありますが、サーキュラーエコノミーとのシナジーがあります。
サーキュラーエコノミーは、スリーR、すなわちリデュース、リユース、リサイクル、サーキュラーエコノミーの実現に向けて、スリーRなど日本の政策や技術をアジア、アフリカ、そして世界と共有していきます。そして、来年六月ごろに、世界経済フォーラム、これはダボス会議を主催をしている会でありますけれども、ダボス会議の世界経済フォーラムと共催をして、循環経済ビジネスフォーラム、これは通称CE、サーキュラーエコノミーでCEダボスという形を言っております、このCEダボスを東京で開催する予定でもありますので、こういったこともしっかりと世界に取組を発信をしていきたいと思います。
また、バイオ素材への代替の加速化などによりまして、海洋プラスチックごみ問題解決とのシナジーも追求していきます。
日本は、G20の議長国として、大阪ブルー・オーシャン・ビジョンをまとめました。二〇五〇年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指すという大変野心的なビジョンを掲げていますので、その実施枠組みを、COP25、来週、国会が許せば私も参加する予定でありますが、この機会を活用して世界各国に呼びかけて、G20にとどまらない、G20以外の国々にも参加を呼びかけていきたいと思っております。
そして、分散型エネルギーを公共施設や地域に導入することにより、気候行動と防災とのシナジー、気候変動掛ける防災と表現をしていますが、これも追求をしていきたいと思います。生態系を活用した防災、減災も進めて、気候行動、防災、生物多様性のシナジーを追求をしていく、実現を図ることも、気候変動とSDGs、こういった関係性もあると私は考えております。