梶山弘志の発言 (経済産業委員会)
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○梶山国務大臣 あきもと議員にお答えをいたします。
AIは、大量のデータから学習をし、これまで人間にしかできなかった認識や推論といった知的な行為をコンピューターにより実現をする技術であります。まさに、デジタル社会において、労働力の減少とか、また社会課題の解決や生産性の向上を実現する上で、極めて重要な技術であります。
経済産業省としましても、議員御指摘のとおり、AIの普及に向けて、戦略性を持って予算を投入していくことが大変重要であると認識をしております。
こうした中で、当省では、AIという新しい技術の信頼を確保するための基盤的な研究や、AIを使いこなすための人材育成、特にこの人材育成、今、文科省とのやりとりもありましたけれども、データサイエンス等のスキルセットの整備とか、またAI等で突出した能力を持つ若手人材の育成とか、そういうことに着目をしながら人材育成をしていきたいと思っておりますし、AIの社会実装を進めるためのさまざまな取組を進めてまいりたいと思います。
社会実装ができていないということは、人材不足もありますし、そのインフラができていない部分もありますけれども、さまざまな観点から、そういうことに予算を投入をしていかなければならないと思っております。その際、ものづくりなどの現場における豊富なデータが日本の強みであり、これらのデータを活用したAI開発を後押しすることが大変有意義であると思っております。
こうした認識に基づき、多くのデータを持つ大企業とすぐれた技術を持つベンチャーがAIシステムを共同で開発する取組などを支援をしてきているところであります。
実際に、二〇一八年から約四十のプロジェクトを支援をしております。具体的には、LNGのガスから液化する工程において運転を最適化するためのAIシステムや、化学メーカーが過去数十年間蓄積してきた手書き文字を含む技術文書をデータベース化し、資料の探索時間を短縮するAIシステムなどの開発が進んでいるところであります。
こうした取組に必要な予算は二〇二〇年度も要求中でありまして、引き続き、AI関連予算、戦略性を持ってしっかりと、項目を挙げながら投入をしてまいりたいと考えております。