石橋哲の発言 (原子力問題調査特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○石橋参考人 ありがとうございます。
 先ほど泉田先生からお言葉がありましたB5bですけれども、今、先生方のお手元に、黒川先生からお配りいただいております資料の付録二の最後のところです。十六番に、「既設プラントに対する安全性向上のための検討」というところがございます。これらの項目は、「国会による継続監視が必要な事項」として報告書で御提言させていただいているところでございます。
 この2)に、B5bについての構築ということを記載させていただいておりますので、これもちゃんとできているのかということは、国会の先生方において、国会事故調の提言に基づいて設立されている当委員会において、ぜひ継続監視をお願いしたいということを考えております。
 さて、じゃ、事故の原因は本質的には何だったのかということですけれども、冷却の失敗ということが原因だったというのはおっしゃるとおりだと思います。ただ、なぜ冷却の失敗が起こったのかということがございます。
 私、何度も、福島高校とか福島県の高校生とお話ししているという話をしましたけれども、Xデーをどのような状態で迎えるのかということが極めて本質的であるというふうに考えております。
 世の中の御議論を拝見していますと、Xデー、例えば、福島原発事故の場合は、三・一一の地震発生以降の議論がたくさん行われております。ただ、その前の事項、三・一一の十四時四十六分をどのような状態で、どのような社会の状態で私たちは迎えたのか、そこについての御議論は、私が拝見するところ、見つけることはできません。
 きょう、今この瞬間、次の事故の何日前でしょうか。
 たまたまNHKさんで、今、「パラレル東京」という非常に衝撃的な番組が行われています。一瞬後にあの状況になるかもしれません。私たちは、どのような状況でその瞬間を迎えるのかというのが非常に問われていると思います。
 そのことを議論しないまま次のXデーを迎えるかもしれない、そのことを忘れている、若しくは知らないふりをしているということが、実は事故の本質的原因なのではないかということを考えております。
 以上でございます。ありがとうございます。

発言情報

speech_id: 120004194X00320191205_011

発言者: 石橋哲

speaker_id: 26945

日付: 2019-12-05

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会