新谷正義の発言 (厚生労働委員会)

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○新谷委員 ありがとうございます。自由民主党の新谷正義でございます。
 政務官の任期が終了しまして初めての質問となります。どうかよろしくお願いいたします。
 まずは、冒頭、先般、台風十五号や台風十九号、あるいは先週の記録的大雨等による甚大な被害が全国各地で発生をいたしました。亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。
 本日は所信質疑ということになりますので、先日伺った加藤大臣の所信から、特に、健康寿命の延伸や地域医療の推進、感染症の予防といった国民の健康医療に関する質問を行いたいと考えております。
 まずは、がんゲノム医療の推進策についてお伺いしたいと思います。先ほど冨岡先生もこれに関して御質問なさったところでございます。
 現在、日本において二人に一人ががんにかかると言われておりまして、平均余命が上昇する中で、誰もがかかる可能性があるものでございます。がんは遺伝子の異常によって起こるものでございますが、がん細胞は遺伝子の変異の仕方が千差万別でございます。抗がん剤を使った治療をする場合に、例えば同じ血液がんであるにもかかわらず効かなかった例があるのは、遺伝子の変異の仕方が異なるからでございます。がんゲノム医療はここで大きな効果を発揮するものだと考えております。
 がんゲノム医療というのは、先ほど申し上げた遺伝子の変異の仕方を遺伝子解析によって読み解くものでございます。遺伝子の変異が解析できれば、がん細胞について、増殖をどんどん進めるアクセルが働き過ぎているのか、あるいは、これをとめるためのブレーキがきかなくなっているのか、そういったメカニズムを明らかにすることができます。メカニズムが明らかになれば、これを効果的にとめるための抗がん剤を選択し、先ほど冨岡先生さまざまお話がありましたが、より体に負担の少ない治療を選択することが可能となるところでございます。私の地元の広島大学でも、がん治療のために医学部附属病院にがんゲノム医療外来を設置しまして、新たな治療を進めようとしているところでございます。
 このように世界の医療技術の発展が急激に進んでおる中で、がんゲノムの技術開発が大きく発展をし、また診断や治療の領域で新たな段階に入ってきているところでございます。
 ここで健康局長にお伺いをしたいと思います。
 日本においても、国民が新たながんゲノム医療による高度な診断、治療が受けられるようにするために、先ほど冨岡先生にも御質問あったところでございますが、改めて、がんゲノム医療の実施をどのように推進していくか、決意をお伺いしたいと存じます。

発言情報

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発言者: 新谷正義

speaker_id: 26711

日付: 2019-10-30

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会