岡本三成の発言 (国土交通委員会)
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○岡本(三)委員 私自身も反省しなければいけないと思っています。議員にしていただいて七年になりますけれども、やはり私自身も防災・減災の軸足の七割ぐらい地震にあったように思っておりまして、これからは両足でしっかり立ちながら、事前防災のための取組を政府にも提案させていただきたいと思います。
その上で、この十九号に関して、新聞報道によりますと、東京大学などのチームが千曲川の堤防決壊を何と三十時間前に予測をしております。このチームは、河川の地形、通常の水の量、そして気象予想に基づく今後の水の流入量、雨雲の進路等々膨大なデータを解析いたしましてシミュレーションしておりまして、驚くべきは、今回、五十九の堤防決壊のうち五十四の場所に関しまして、三十時間前に決壊の可能性が高いと予測をしております。大変すばらしいプログラムを走らせているというふうに思います。
先日、この委員会の主要なメンバーで気象庁を訪問させていただきまして、気象庁の方々の物すごい努力、責任感、緻密な分析をお伺いいたしましたけれども、そこで私たちもこの集中豪雨の予想に必要なものは、スパコンのスペックの高さとその上を走らせるプログラムの、非常に洗練したプログラムだということを伺いましたが、どう考えても気象庁のスペックの方がスパコンに関しては大学よりはいいはずですけれども、もしかしたら、プログラムに関しては民間の新しいAI等の知恵も活用するときが来ているのではないかというふうに思うんですね。
一方で、気象業務法では、法律で国民への民間からの洪水等の予測情報の提供は制限されています。当然です。さまざまにいろいろなチャネルで不確かな、不正確な情報が提供されてしまいますと国民の混乱を招くからだと思うんですけれども、これだけ科学技術が民間でも活用され、AIの技術の進展もあります、大学機関も非常に洗練されたプログラムを走らせているということになると、私は、ちょっと発想を変えて、気象庁が民間のさまざまなそういう知見を取り込んで活用して、気象庁の中でまとめて一括して提供するように、気象庁が今までうちが一番だからほかの話は聞かないみたいなスタンスだったと全く思っていませんが、今後は民間のさまざまな知見を活用しながら気象庁の情報として提供していくというスタンスが必要なんだと思うんですけれども、いかがでしょうか。