高市早苗の発言 (総務委員会)
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○高市国務大臣 國重委員から冒頭に御指摘がありましたソサエティー五・〇という言葉、これから発信もしっかりとしてまいりたいと思いますが、ただ、所信におきましては、IoT、AI、ビッグデータといった技術を医療、交通、農業、防災などあらゆる分野で展開して革新的な社会の実現を目指すものであるという本来のソサエティー五・〇の意味について、できるだけわかりやすく表現しようと思った次第でございます。
それから、もう先ほど委員から、大方、これまでの流れについてはおっしゃっていただきましたが、AIや情報の自由な流通と、それからやはり安全性、セキュリティーを両立させていくという政策議論につきましては、私が前回総務大臣として議長を務めた二〇一六年のG7香川・高松情報通信大臣会合で初めて我が国の主導によって国際的な議論を開始することにしたものでございます。
その後、諸外国との間で議論を重ねられ、前石田大臣のもとでは、ことしの六月に開催したG20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合において、人間中心の未来社会を実現するため、AIの安全性や透明性、公平性を確保することなどを内容とするAI原則ですとか、それから、プライバシーやセキュリティーといった課題に対処することで人々の信頼を高めて自由なデータ流通を更に可能にする、これも委員が御指摘いただいたデータ・フリー・フロー・ウイズ・トラスト、この概念などについてG20という枠で合意するという非常に大きな成果につながり、またその成果が、その後開催されたG20大阪サミットでの首脳レベルにおける合意にも反映され、安倍総理のもとでの大阪トラックの立ち上げにもつながりました。
せっかくここまで環境が整ってきましたので、今後も、G7、G20、OECD、それから二国間協議などの場を活用しながら、人間中心のAI原則の実装の推進ですとか、それから信頼性のある自由なデータ流通の実現に向けたルールを形成していくということに関する国際的な議論を引き続き日本として主導してまいりたいと考えております。