武部新の発言 (農林水産委員会)

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○武部委員 ありがとうございます。
 もちろん、輸出していく上では、生産基盤をしっかりとつくっていくということはもう大切なことだと思います。
 今大臣から御紹介いただきましたけれども、我が党の農林部会の中では、食品安全行政の強化プロジェクトチーム、あるいは農産物の輸出促進の委員会がございまして、私もその中のメンバーで、農林水産物の輸出について十分議論をしてきて、そして政府にも提案してきております。
 その食品安全行政の強化PTの中でも、農林水産物の輸出促進について、まさにこの法案をつくるべきだという提案をしたんですけれども、なぜかというと、やはり政府横断の司令塔をつくって、どういった国に、どういった地域に、どういったものを売れるのか、戦略的に売っていくのか、その工程をどうするのかということをしっかりと戦略をつくらなきゃだめだということも、これは提言させていただいております。
 もう一つは、何度もいろいろな方々にヒアリング、業者の方々も含めてヒアリングしたんですけれども、やはり、輸出先の国の農薬ですとか、あるいは食品安全基準ですとか、輸入に関する規制、これを何とかしてほしいという、ネックになっているケースもあるんですが、これを戦略的に働きかけたり、国際交渉で進める上でも、やはり一元的にやってもらった方が効果が高いと思います。
 また、これも、きのうも水産の関係の中でもお話がありましたけれども、輸出証明書を出してほしいというのが今ふえていますし、原産地や食品衛生の各種証明書、これは、でも、農水省に言うのか、厚生労働省に言うのか、あるいは都道府県に言うのか、各省にまたがって申請しなければならないから、非常に手間がかかるし、時間がかかるし、途中で諦めることもあるというような話もありました。
 我が党の、今お話ししましたプロジェクトチームの中でも、水産加工業者の皆様方、EU向けのHACCPの認定をお願いしているけれども、畜産もそうですが、時間がかかってなかなか進まない、その間、事業者の負担がふえている、そういう話もありまして、これは本当に、HACCPにしても、今までは、どちらかというと、これは合っていません、基準を満たしていませんと返すだけなんです。そうじゃなくて、どうやったらこのHACCP認定が取れるか、フレンドリーに、協力的にサポートしていく体制が必要なんだと思います。
 それがやはり、これまでの縦割りの行政の中で欠けていたので、今度の新しい法律によって、司令塔ができて、本部ができて、そしてさらに、輸出をする方々にとって大変親しみやすいというか、応援してくれるような組織というのが大事になってくるんだと思います。
 そしてもう一つ、国の組織ができたとしても、これはまた、話によると、国はこう言っているけれども都道府県の指導はちょっと違うんだとか、混乱を生じているという話も、ヒアリングをしている中で出てきました。ですから、国と地方自治体と、地方と連携してできる体制もつくらなければならないという問題意識も私は持っています。
 そこで、今回、農林水産物の食品輸出本部を設置されますけれども、この意義と、そして期待する効果、それから、今申し上げたとおり、どうやって地方と連携体制をとっていくのかということにつきまして質問したいと思います。

発言情報

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発言者: 武部新

speaker_id: 20754

日付: 2019-11-06

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会