工藤祥子の発言 (文部科学委員会)

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○工藤参考人 御質問ありがとうございます。
 まず、休日のまとめどりが体力を回復できないというお話でございますけれども、例えば、寝不足の後に寝だめをしてしまう、それがかえって逆効果だ、そういう統計もございます。一日の人間のリズムというのは二十四時間決まっておりまして、それが崩れることによってどんどん疲労が蓄積されてしまう、そういう統計もあり、また、十六時間起き続けていますと、アルコールを摂取して運転して捕まってしまうのと同じような精神状態になってしまうという統計もございます。
 もし導入をするとしたら、インターバルというのも非常に大切な、インターバル制、それがEUでは、十一時間とるということも効果が出ているという統計もございますので、そういうこともしっかりと見据えて、繁忙期であってもきちんとその時間がとれるという確信がなければ、この導入は大変、人間の体の蓄積、過労死等につながってしまう制度だと思っております。
 もう一つの御質問ですけれども、私は過労死等に多く接しておりまして、統計をしましたところ、やはり先ほど申し上げましたように、五月、六月、それから十二月、一月というのが非常に多いです。それは、五月、六月、十二月というのは一番行事が多い時期、それから四月に新学期等が始まりまして、環境の変化もあって、そこについていけない上に行事が多いということで、そこの疲労がとれずに他界してしまう、また精神を病んでしまうという例が非常に多いです。
 また、一月はなぜかということをいろいろと考えて、お話も聞いたんですけれども、やはり冬休みもとれないような業務の量。では、冬休みに休みをとればいいんじゃないかという話もありますけれども、二学期というのは非常に忙しくて長い時期です。その中で、また十月に勤務時間が長くなったとしたら、それをそこでまとめてとって、一月に、では、元気に復帰できるのかといえば、そうではないというふうに私は考えております。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 120005124X00520191112_028

発言者: 工藤祥子

speaker_id: 4857

日付: 2019-11-12

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会